ビジネスプランから開業までのプロセス

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

Q.ビジネスプランから開業までのプロセス

はじめまして。こんにちわ
現在私は学生ですが、卒業後の起業を夢見てビジネスプランを日夜考え自己資金を作るため学業の合間にアルバイトをしています。
中学生のころからインテリアが大好きで、趣味と個性を活かした空間でカフェを開業することが私の夢です。
卒業も半年後と迫りそろそろ本格的に準備をと思ったのですがいざとなると開店までのプロセスがあやふやです。
具体的にどんな順番で準備していけばいいのでしょうか。
 

A.回答

はじめまして。
ドリームゲート登録アドバイザーの寺田勝紀(テラダマサトシ)と申します。
実際にはさまざまな状況により多少前後することもあると思いますが一般的な全体の流れをお話ししたいと思います。

『ビジネスプランから開店までのプロセスについて』
●コンセプト創り(明確なコンセプトは流行るお店の第一歩)
 「どこで」「何を」「どんな人に」「どのように」「どんなイメージで」
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●立地調査(実際に現地に行き6感すべてで感じる)
 資料で調べるだけではなく、現地に実際に行き廻りのお店の様子や人の流れを意識して事業計画を詰めていきます。
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●事業計画書の作成(違和感があれば即修正。何度も振り返る)
 一つ一つ見て、聞いて、調べ、いろいろな人と相談しましょう。
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●資金調達(はじめての交渉事。これぞまさに起業家の醍醐味)
 自己資金、ご家族、国民金融公庫、各自治体の信用保証協会という順番で相談していきましょう。
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●物件選定・賃貸契約(充分納得いくまで比較と検討)
 複数の物件を比較し慎重に検討しましょう。
 食材の業者さんや、飲料メーカーさんなどとの打ち合わせもスタートです。
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●宣伝広告と販売促進(費用対効果のバランスを考えて)
 ロゴや名刺に始まって、パンフレット、チラシ、DMなど。
 デザイン事務所や町の印刷屋さんに発注。セルフDTPなども一考です。
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●内装のデザインと基本設計(自分なりのイメージを伝える)
 建築設計事務所、空間デザイナー、工務店などに依頼しましょう。
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●各種申請・許認可・諸届け(設計が完了したら次はこれ)
 税務署への開業届や法務局への登記、保健所への営業許可の申請などです。
 そろそろ従業員の募集も忘れずに行いましょう。
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●施工発注(何度も確認し理解しながらの発注)
 設計・施工図面をよく理解し設計者と一緒に施工者に発注します。
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●着工・検査・引き渡し(検査はまかせきりにせずきっちりと)
 工事契約を結び、着工前にご近所にご挨拶。
 工程の節目での検査や引き渡し検査では、設計者にも立ち会っていただきましょう。
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●備品搬入・開店準備(開店後に慌てないようもれなく確認)
 手直し工事が終わり鍵が引き渡されると、掃除用具、事務用品、調理器具や食材既製品の家具にいたるまで、備品の搬入が終わったら試作とメニューの確認です。
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●レセプションからオープン(さあ夢の完成と新たな始まりです)
 オペレーションを確認するロールプレイングなどを行い開店準備ができました。知人や友人などを招いてのお披露目となります。
 ↓
●そしていよいよオープン当日。
 店頭にお祝いのお花が並び、笑顔のあなたがお客様をお迎えします。
 「いらっしゃいませ」そして「ありがとうございました」。

おおまかな流れはおわかりいただけたでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
今回はご相談いただきましてありがとうございました。
専門用語などでご不明な点や、さらに詳しい個別のご相談がございましたらまたいつでもお気軽にご相談くださいませ。
ドリームゲートは熱い思いであなたを応援しています。
今後のご活躍お祈り申し上げます。
 

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