起業アイデア Vol.01 会社法とアイデア&プランの関係

事業計画

執筆者: ドリームゲート事務局

これからは会社という器を使って、世の中に素晴らしい価値を提供することが肝要です。当たり前のことを言っているように思うでしょうが、この当たり前が、新会社法施行により、これまでにもまして、厳しく問われるようになるわけです。

 

話題の会社法、今年5月1日の施行が正式に発表になりましたね。本屋さんのビジネス書コーナーに行くと、いったい何種類あるの? と、声に出したくなるくらい、会社法関連書籍が並んでいます。ある大手書店の店長さんにお会いする機会があったので、売れ行きをたずねてみたら、これが「絶好調!」なんだそうです。やはり関心が高いんですね。

さて、起業・独立を志す人にとって、会社法は多大なメリットを提供してくれます。これはこれで間違いありません。ただし、物事にはすべて両面があります。「いいことずくめ」なんてものは、夢の中か、詐欺師の話の中にしか出てきませんって(笑)。

では、何が問題なのでしょう。メリット自体が、見方を変えればデメリットなのです。例をあげてみます。会社法の話題の中心は、何と言っても最低資本金の額を定めた条項が存在しないこと。つまり、わずか1円でも株式会社を設立できるようになったことです。

でも、それっていい話では? と思いますよね。いい話ですけど、ただこれは、あなただけに与えられた権利ではありません。誰でも1円で会社をつくっていいのです。もうちょっと言えば、どんな人だって株式会社をつくれてしまうのです。これまでは、「株式会社をつくった人なら、1000万円以上持っている人だ。あるいは、それだけのお金を集める気概や知恵がある人だ」というふうに世間は見てくれました。今後は、そんな評価のし方やされ方はありえません。「○△株式会社 代表取締役社長」なんていう肩書は、「だから何?」ってなもんです。会社をつくるだけでは、なんにもなりません。

会社という器を使って、世の中に素晴らしい価値を提供することが肝要です。当たり前のことを言っているように思うでしょうが、この当たり前が、これまでにもまして、厳しく問われるようになるわけです。「会社をつくるな」と言っているのではありませんよ。せっかくつくりやすくなったのですから、つくったほうがいいと思います。

ただし、会社をつくる前にやるべきことがあります。それが、ビジネスアイデアを探しまくること、そして、ビジネスプランを練り上げることです。

ビジネスアイデアとは「価値」そのものです。顧客や市場や社会にとって、それは「魅力的」なものでなくてはなりません。

ビジネスプランとは、その価値を、顧客や市場や社会に、確実に提供するための「方法」です。それは「現実的」なものでなくてはなりません。

意気揚々として会社をつくっても、魅力に欠けるビジネスだったり、不確かな方法で取り組むビジネスだったりでは、本末転倒ですよね。会社法が最低資本金規制を行わなかったのは、いいアイデアやいいプランの実現を、「資本金の壁」のせいで邪魔したくなかったからです。では、いいアイデアやいいプランって、どういうものなのか? それを今後、お話していきます。本日はここまで。みなさん、末永くよろしくお願いいたします。

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