起業の心得:ゲンイチ第58回 継ぐって大変なんやから…

起業家インタビュー

執筆者: ドリームゲート事務局

最近、2代目、3代目からの相談をお受けすることが多くなっています。
第2創業って言われて久しいですが、日本の中小企業は悩んでいるようです。「八方ふさがり」って言いますが、ふさがってると思ってるのは本人だけやったりします。起業と違って、第2創業は先人がいろんな資源を残してくれています。商品、得意先、拠点、社員、文化、信用…などなど。でも、反対に起業のようになんでも自分の好きにできるかと言うと、そうではないです。商品や得意先があるってことは、それ自体がシバリですもんね。それに古い体質の業界だったり、自分より経験のある社員がいてたりと「事業継承」ってとっても大変なんです(笑)。でも、どう考えてもゼロからの起業よりは有利です。この有利が「若社長」には見えていないように思います。
日本では業績を伸ばすのが難しくなっている業界や業種が沢山あります。先代が起業した時は世の中に求められていたものが、技術革新や流通の変化でその需要が限りなく小さくなっていたりします。2代目、3代目やからって、その家業にしがみつくことはないと思います。そして、「守る」の意味が違うと思うのです。
悩んでいる社長に言います。「今、創業社長が生きていたら、この状況をどう思うかな?どうするかな?案外、あっさり、やめて新しいこと始めたりして…」僕がこう言って、「それはないです…」って答える社長はいません。みなさん、なんとなくうなずいています。自分で始めたもんは辞めやすいけど、継いだもんは…ってことだと思うのですが、そしたら、創業した社長はそう思っているでしょうか。きっと、違います。若き後継者に今を辞めて、次へのチャレンジを期待しています。
まずはすべてのものを白紙にして、自分に問い直して下さい。「この事業の可能性なり、明るい未来を確信しているか?」「この事業は自分がやりたいことなのか?」この二つがNOなら、新しい道を模索しましょう。その時に、今ある資源を棚卸して、次の自分に役立つ物だけをもって新たな旅に出ましょう。守るのは家業ではなく、家です。あなたとあなたの家族です。その時に自分の経営資源に初めて気が付くはずです。ゼロからの起業に比べれば恵まれているはずです。
話を最初に戻します。「八方ふさがり」って言いますが、立ち位置変えたら穴だらけ、道はいくつもあります。

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