2022年に来るビジネスはコレ! 個性との掛け合わせが成功のカギ

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 新井 一

2021年のビジネス環境は、多く人が予想した通り、2020年から続くパンデミックに翻弄されました。

廃業に追い込まれた事業主が多数いる中、何も影響がない事業、思わぬ需要の変化で過去最高益を叩き出す企業もあり、単純に「みんな大変だ」と総括することは難しく、2022年に向けての施策も、感染状況よりも、ロックダウン(行動制限)かウィズコロナ(行動緩和)か、世論による政策の変化に大きな影響を受けるため、今後のビジネスへの投資判断も、かつてないほど難しくなっています。

それでも、ビジネスをするのであれば、可能な限り情報収集をし、次の一手を打たなければなりません。この先も国や自治体がドーピングをし続けてくれるのか、そこに期待するのは間違いです。これまで、一旦様子見、そして、とりあえず経費削減、と考えてきた事業主も、守りだけの姿勢はそろそろ転換し、支援打ち切り、その後の増税にも備えなければならないでしょう。

読者の皆さま、こんにちは。私はドリームゲートアドバイザーを務めております新井一(あらいはじめ)と申します。会社員のまま小さく起業できるコミュニティサロン「起業18フォーラム」を運営しています。

このコラムでは、「守りからの転換」を考える自営業者や、これから起業したい人が知っておきたい「2022年の(攻める)ビジネスキーワード」について考えてみます。

2021年のビジネスはどう変化したのか?

2022年の予測をする前に、2021年の変化について押さえておきましょう。

2021年は、私の周りでも、廃業した事業者、失業した会社員が多数いました。2021年12月末、あるいは、2022年3月末で廃業する予定という人も複数人います。多額の給付金や補助金が繰り返し撒かれたことで、根本的な産業構造が変化したり、街が失業者であふれたりといった事態にはなっていませんが、負け側に回ってしまった人にとっては、厳しい一年になったことでしょう。

何とか今年を乗り切った事業者、そこに勤める会社員も、この先、圧倒的優位なポジションを獲得した勝ち組と相対していかなければならず、来年は勝負の一年になると思われます。

  • 競合相手が変化した(強者がオンライン事業・テイクアウトなどに進出)
  • 働き方が変化した(リモートワーク・移住・評価制度の変更)
  • Googleが変化した(情報信頼性担保のため、国や大手企業が優先されるように)
  • 年末にかけて戻りつつあったが・・・(変化が激しく対応にコストがかかる)

2020年~2021年末にかけて起こった数々の変化を確認し、自らを柔軟に変化させていくこと。細部に渡る戦略と大胆な行動が、来年以降の私たちに求められています。

2022年のビジネスキーワードはこれだ!

業界によって気になるキーワードは異なると思いますが、私のSNSによく出てくるビジネスに影響がありそうなトレンドキーワードを拾ってみると、以下のようなものが目立ちます。

政策関係

  • コロナ対策(補助金・給付金・GOTOなど)
  • SDGs
  • カーボンニュートラル
  • デジタル化
  • 人工知能/ロボット
  • バイオ・宇宙・海洋資源
  • 北京オリンピック
  • 米国 VS 中国

技術関係

  • 5G
  • メタバース
  • NFT
  • ITP(Intelligent Tracking Prevention)
  • Cookie制限(広告ブロック)
  • 自動運転

大企業関係

  • 値上げ(原材料・賃上げによる)
  • 個人情報保護強化
  • 企業提携(中国企業+楽天・KADOKAWA等)
  • リモートワーク推進
  • 中間管理職の削減→組織のフラット化
  • 正社員削減→業務委託契約(Gig化)
  • 50代以上正社員の早期退職推進
  • 評価制度の変更

政治や大企業マターがほとんどですので、スモールビジネス、個人商店には無関係に見えると思います。そこで、このような背景下、スモールビジネスに従事する経営者やフリーランスは何を考えているのか、実際に調査してみました。

アンケート調査をしてみました

私の運営する起業18フォーラムで、経営者・自営業・自由業の方々50人を対象に「これからのビジネス」に関するアンケート調査を行いました。

  • 調査期間:2021年11月8日~ 11月12日
  • 調査方法:ネットリサーチ(クラウドワークスにてアンケートを依頼)
  • 対象者条件:経営者4s、自営業・自由業46s
  • 有効回答数:計50s

調査結果は、以下のようになりました。

質問:これから起業や独立を目指す方に「お勧めの起業分野や内容」を具体的に教えてください。(自由回答)

オススメ分野 回答数
動画関連
IT関連
美容
家事代行
不動産

動画関連が最も多くあがった。

SDGsやカーボンニュートラルについては、政治、大企業の話になっているのか、対象としたスモールビジネスオーナーや中小企業経営者からその言葉が出てくることはなかった。コストアップの要因にこそなるものの、積極的に取り組んでビジネスチャンスにしていくには、もう少し時間が必要なのかもしれない。

出典:
これからのビジネス【起業するならお勧めの分野】アンケート調査結果

 

スモールビジネスでは、国の政策や大企業が掲げる方針によって、自分の半径1メートル範囲で何が起こるのか、何が減るのか、何が増えるのか、そしてその結果、誰が何に困るのかを考えます。アンケートでは、複数の事業者が、2022年は動画関連ビジネス、そして、美容や家事代行ビジネスが伸びるだろうと予測しているという結果になりました。

私個人の意見では、今は、ショート動画がトレンド。アプリの発達もあり、高度な編集作業は不要になるのでは? とも思います。また、家事代行は外国人の入国制限が大きく影響しますので、人手不足で日本人の賃金アップにつながる、つまり、企業の業績としては・・・、まだわからないことが多いなぁという印象でした。

あなたはどう思いますか?

キーワードと個性の掛け合わせを探れ!

上述のように、スモールビジネスを企画する際には、社会全体の流れによって、自分の身近にどのような影響が出るのか、その結果、誰が何に困るようになるのかをイメージすることから始まります。

たとえば、電気自動車普及によって何が起きるのかをイメージします。ガソリンエンジン生産中止による部品製造業者の淘汰。失業者増からのキャリアチェンジ教育機会の増加。中古ガソリン車が輸出されるならば、海外移住する技術者が増えるかもしれません。もしそうなれば、語学や生活のサポートが必要になるでしょう。

大きな社会の流れのキーワードに、あなたの個性・スキル・キャリアを掛け合わせ、どのようなビジネスが生まれそうか、できる・できない、正解は別として、まずは洗い出しすることから始めてみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか? 原油高や半導体不足(物不足)、入国制限などを含めて、まだ先が見通せない状況が続きそうですが、アメリカ経済は既にパンデミック前以上の水準に成長し、ロックダウン勝ち組の株価も落ち着いているという話もあり、日本も近い将来、また再び力強く再生していくことになると思います。

今はまだ激しい変化の最中ですが、良い流れに乗るためにも2022年のビジネスキーワードを常にアップデートし、スモールビジネスならではの身軽さと柔軟性を発揮して、勝ち残るビジネスを創り出していきましょう!

執筆者プロフィール:
ドリームゲートアドバイザー 新井 一
(パーソナルビジネスブレインズ・コンサルティング事務所 代表)

起業18フォーラムの代表を務められている新井アドバイザー。会社員時代に起業した経験をもとにしたアドバイスは多くの支持を得ております。
2007年から独自のマーケティング理論を基にした集客メソッドを公開。全国で1,000回を超えるセミナーや10,000件以上の相談に応じるなどの実績を豊富にお持ちです。

プロフィール

ドリームゲートアドバイザー新井 一

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