共同経営の解消について

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

友人と2人で株式会社を設立しました。3年間事業は順調に進んでいます。しかし、お互いの関係が悪化し、私は共同経営を解消したいと思っています。どちらかが、代表として残り事業を継続したいと思っている所です。
できれば円満に解消したいのですが、会社が儲かっているので持分買い取りの評価をどのぐらいの金額にすべきか一般論で教えていただけませんでしょうか?

回答

共同経営していく中ではいくつもの問題が出てまいります。
今回の場合はどちらが残っても良いという覚悟があるようですので、できれば満足のいく金額を提示して残る方が株を買い取ることをお勧めいたします。
株の評価額ですが、基本的には会社を時価で評価する「時価純資産方式」が使われます。
すなわち売却時において、会社が時価でいくらになるのか評価して株数で按分いたします。
時価純資産は、資産の時価評価から負債の時価評価を差し引いて算出します。
この時価評価は、会社が土地とか有価証券などの含み益が出る資産を所有している場合には評価額が上がります。
また、既存顧客が付いてくるのですから「営業権」を評価して資産に乗せるケースもあります。

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