2023年後半~2024年に流行るビジネス・トレンド予測

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 新井 一

2023年も、まもなくその半分が過ぎようとしています。過ぎゆく時間の早さに驚きつつ、今回もまた、私が担当させていただいている〝ビジネス予測シリーズ〟として、「2023年後半~2024年のビジネス・トレンド予測」と題しまして、思うところを書かせていただきます。

読者の皆さま、こんにちは。私はドリームゲートアドバイザーを務めております新井一(あらいはじめ)と申します。会社員のまま小さく起業できるコミュニティサロン「起業18フォーラム」を運営しています。

戦争の長期化、AIの急速な進化、上がり続ける物価、高騰する株式相場、感染症対策の収束、インバウンドの復活。1年前とは全く違う景色になった今、世の中では何が起こり始めているのでしょうか?

2023年後半は〝AI〟と〝インフレ〟が話題の中心に

5月に執筆させていただいたコラム「ChatGPT(AI)の登場で今後伸びるビジネス、廃るビジネス」でも触れていますが、AIの進化が仕事に大きな影響を与えるようになりました。未だに「急に仕事がなくなるわけではない」と言っている人を見ることがありますが、頭がお花畑としか言いようがありません。運転やコンビニも無人化が進み、仕事も街の景色も一変する未来は、すぐそこまで来ています。ちなみに海外では、もうすっかり日常なのです。

2023年後半は、そんなAIを組み込んだサービスを開発するスタートアップが乱立すると思われます。そして、かつてWEB制作ツールの乱立がWordPressによって平定されたように、さらに強力なAIや、より優秀な個人が無償公開したシステムによって既存勢力が淘汰されたりする、まさにAI戦国時代の幕開けとなりそうです。

そして、もうひとつの話題の中心はインフレです。ロシア/ウクライナ戦争が長期化し、円安や原材料高なども重なり、物価高騰が本格化しています。年末までに上昇ペースは落ち着くと見ていますが、6月に食料品3600品目が値上げ、電気代も上がることから、我々が痛みを感じるのはこれからが本番です。

この全方面のコストアップ、さらにインボイス制度や電帳法等による負担増により、一人社長やフリーランスも大きな影響を受けることになります。思い切った値上げをしたいところですが、こちらはインフレとは真逆の方向。副業勢、キャリアチェンジによる新規参入者の増加により、価格競争は激化する一方です。事業の複線化や、AIなどの活用による生産性の向上などの改革が急がれます。

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2023年後半~2024年にかけて流行るビジネスキーワード

一部では、AIと並び、Web3、メタバース、ブロックチェーンという言葉を多く見るようになると思われますが、広く一般に理解されるにはもう少し時間が必要そうです。それよりも、より理解しやすく、簡単に〝自分も貢献している感〟が出せる「エシカル消費」「サステナビリティ」「フェアトレード」が、さらに意識されるでしょう。

また、インバウンドの回復に伴い「ヴィーガン」がより普及してくると考えられます。飲食だけでなく、ファッション業界にも影響を及ぼす可能性もあります。一部の商品を対応させ、「ヴィーガン対応マーク」の掲示を行う店舗が増えることが見込まれ、ハラル(イスラム教徒向けの食事)と双方対応できるお店は特に業績を伸ばすでしょう。

2023年後半のスモールビジネスはどうなる?

投資サークル/セミナーが盛んに

インフレ、物価高が加速するにつれ、投資セミナーの広告を多く見るようになりました。不動産投資、株式投資、資産1億円、FIRE、そんな言葉が躍っています。確かに、お給料から毎月わずかなお金を貯金したところで、何年経っても大した金額にはなりません。家や車などの負債を抱えて、定年まで働いてお金を返す親世代の生き方よりも、若くして他人資本を利用して不動産を購入し、インカムゲインでローンを返済、値上がりすればキャピタルゲインを得る。そんなやり方に共感する人が増えているのでしょう。

また、中高年世代にとっては、物価高の他、今後見込まれる住宅ローン金利の上昇、家賃の高騰など、老後の不安が消えることはありません。資産運用を考える人も増えるため、40代以上を対象とした株式投資やマネー系のセミナーも、この先、活況を呈するでしょう。詐欺には要注意です。

AI関連サービスの進化とセキュリティ

文章や画像を生成できるAIや、声や動きを学習できるAIが進化することにより、いわゆるディープフェイク、フェイクニュースが増えてくることが予想されます。AIひろゆき(https://hiroyuki.coefont.cloud/ai_hiroyuki)のような遊びであれば大歓迎ですが、被害を受ける人が出てくるようになっては困ります。

AIの活用を学ぶ、AIを使った遊びを提供するワークショップなどは人気化するでしょう。そして、対法人では、著作権の知識、情報漏洩のリスク管理など、AI時代のコンプライアンスについての研修需要が増えてくるはずです。

インバウンド周りはこれから

ようやく活気を取り戻してきたインバウントは、まだまだこれから成長する分野です。今期以降、訪日外国人向けサービスを持つ企業は業績を大きく伸ばす(回復する)可能性がありますので、我々もその関連事業を行う、そのような企業を顧客として持つ、中で働く人をサポートするなど、流れに乗るチャンスです。

私の周りでもたくさんの起業家がインバウンドビジネスに参入しています。通訳ガイドや店舗向けの翻訳サービスなどを個人で展開する人、お土産用の伝統工芸品を販売する人、英語で和食を教える料理体験教室を作った人など、流れを掴んでいます。

2023年後半のスモールビジネスのキーワードは〝好き〟

情報社会が進んでくると、「言っていることは皆同じ」「そんなことは知ってるよ」という状態になっていきます。ダイエット業界がその最たる例で、毎年、「●●が大事」という切り口が生まれますが、要するに「消費カロリー>摂取カロリー」にしろということです。

GoogleとChatGPTに聞けば情報は何でも手に入り、SNSであっという間に共有されます。書籍にも動画にも、オンリーワンのノウハウは存在しません。私たちの使うデジタルツールが高度化し、情報の拡散スピードが速まるほど、私たちが商品やサービスを選ぶ理由は、「この会社が好き」「共感できる」「この人が何となく好きだから」と感情的なアナログに向かいます。売るのではなく、好かれる。改めて情報発信の戦略を見直してみましょう。

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時代の変化を捉え、流れに乗ろう!

トレンドの移り変わりが早く、疲れてしまっている人、現実逃避したい人もいるでしょう。逆に時代が追いついてきたと感じている人もいると思います。自分がそのように感じているなら、きっと同じように感じている人もいるはずです。ただ自分で感じているだけではなく、その人たちのために何かできないか、考えてみてください。

2023年後半も、楽しんでいきましょう!

著書「起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?」で、スモールビジネスの第一歩について解説しています。ぜひご覧ください。

執筆者プロフィール:
ドリームゲートアドバイザー 新井 一
(パーソナルビジネスブレインズ・コンサルティング事務所 代表)

起業18フォーラムの代表を務められている新井アドバイザー。会社員時代に起業した経験をもとにしたアドバイスは多くの支持を得ております。
2007年から独自のマーケティング理論を基にした集客メソッドを公開。全国で1,000回を超えるセミナーや10,000件以上の相談に応じるなどの実績を豊富にお持ちです。

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ドリームゲートアドバイザー新井 一

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