友達同士で会社を作るリスクは?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

Q.友達同士で会社を作るリスクは?

友達同士で会社を作りたいと考えています。何か問題はありますか?
 

A.回答

以前に比べると会社設立のハードルがはるかに低くなったからか、友達同士や前の会社の同僚同士で会社を設立に来られる方が多くなってきました。

友達同士で事業をするには、事前に細かい取り決めが必ず必要になります。

会社を作る上でも、まず、誰が代表になるのか? 誰が資本金を出すのか?
また、みんなが資本金を出すにしても何割づつ出すのか?
こういった取り決めをしていかなければなりません。

株式会社は、資本金を出す割合が多ければ多いほど権限が強くなります。

3分の2以上の資本金を出せば、会社のすべての内容を決めることができます。
では、2人で設立をして50%づつ資本金を出し合った場合はどうなるでしょうか?

2人のビジョンが一緒で同じ方向で進んでいるときは問題はないのですが、
方向性の違いからもめた場合には何も決めることができなくなってしまう可能性があります。
それは、役員さんの人事も報酬額も、株主(資本金を出した人)の過半数(50%超)の同意が必要になるからです。

創業するということは、やはり数十年先を見て経営をしていくことになります。

数十年先まで友達同士、方向性が同じとは限りません。

友達同士・同僚同士で会社設立をする場合は、十分話し合いましょう。

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