起業の心得:ゲンイチ第56回 プレゼン龍(ドラゴン)

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

プレゼン龍(ドラゴン)が11日に龍谷大学の深草キャンパスで開催されました。当日は330人のお客様に来て頂き、プレゼンテーター、審査員、実行委員のみんなを合わせると370人の大イベントになりました。このプレゼン龍は龍谷大学のREC(龍谷エクステンションセンター)と学生実行委員会が主催する学生ビジネスコンテストで、今回が第4回です。毎年盛大になり、こんな大きなイベントに育ちました。初回からお手伝いしているので、自分のことのようにうれしいです。学内ビジネスプランコンテストというと、プランの数を集めるのがまず大変。その中から「なるほど」というプランを選ぶのが大変。なんとか選んでコンテストの会場に持ってきても、素人の学生が人様に見てもらえるプレゼンテーションが出来るかと言うと、これまた大変。コンテストするには観客が必要ですが、この観客を集めるのが、またまた大変。こんな大変なことを企画する大学も大変。運営する実行委員の学生も大変。こんだけ、「大変」が並んだら誰もしないよね。ヤルのはこの「大変」をしらない大学か、学生の団体で、やって大変な目に会います(笑)。
龍谷大学はこの「大変」を4年をかけて、「おもしろい」に進化させてきました。完成したモデルがある訳ではなく、毎回、それまでの経験に新しいことを加えて、「new」にチャレンジしています。僕の知る限り、量、質ともに日本ではトップクラスの学生ビジネスプランコンテストになっています。そして、毎回、多くの若者に夢と勇気を与えています。
今回のエントリーは29組。その中から1次、2次選考で5組が勝ち抜きました。そして、当日午前中にあった、8組の敗者復活戦から勝ち残った1組を足して、本線では6組が戦いました。学生の発表となめてると痛い目に会いますよ(笑)。彼らは5回のブラッシュアップ講座、RECの個別相談を通じて、プランとプレゼンテーションを何十時間もかけて磨いています。
会場には満杯のお客様。自分たちのパワーをぶつけるに十分な舞台です。このコンテストは会場のみなさんにも一般審査委員として投票権があります。これを身内では「紅白歌合戦方式」と呼んでいます。専門審査員と一般審査員の得票の合計でグランプリが決まります。今年のグランプリはプラン名を「SEED」というサーカスや移動動物園のように移動できるフットサルのコート設営&大会運営ビジネスでした。
表彰式の後に交流会があって、いつも、最後の挨拶で実行委員のみんなが泣きます。「やり遂げた」っていう感動が、込み上げてくるんだと思います。若さっていいな~。(^_^;)ひょっとして、このプレゼン龍で毎回グランプリを取っているのは実行委員チームかも知れません。
今年も実行委員のみんな、ありがとう&お疲れ様でした。
毎年、これが終わると吉田の年末が来ます。

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