補助金FAQ:創業補助金とは?

この記事は2020/01/27に専門家 三浦 高 太田 眞彦 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

起業するなら、創業補助金をもらうといいよとアドバイスを受けました。創業補助金とはどのようなものですか?

A回答

創業補助金とは、新たな起業の創出を促進し、地域経済の発展と雇用の確保を図るため、新規創業を目指している起業家の方の創業に要する経費の一部を助成する制度です。

以前は国の制度で「創業補助金」がありましたが、政策の都合上現在はなくなりました。しかし自治体によっては制度がある自治体もあります。

例えば東京都には「創業助成事業」という補助金があります。家賃や従業員人件費、広告費、器具備品購入費などの経費が2年間で最大300万円の補助が受けられます(助成率は2/3以内ですので、助成対象経費が450万円以上の場合に300万円の補助が受けられます)

東京都で創業準備中または創業5年未満の人が応募できます。応募するには特定創業支援事業や制度融資などの決められた応募要件を満たす必要があります。

大阪府には「大阪起業家グローイングアップ補助金」という補助金があります。事務所賃借料や機械装置調達費、人件費などの経費が3年間で最大100万円の補助が受けられます。大阪府内の事業者又は大阪府内で起業しようとする方で、ビジネスプランコンテストの優秀提案者が応募できます。

横浜市には「横浜市創業促進助成金」という補助金があります。店舗等借入費、設備費、広報費、申請書類作成等に係る経費などについて、11ヶ月で最大30万円の補助が受けられます(補助率1/2以内)。横浜市内で開業する人で、定められたセミナーを受講した人が応募できます。
※ 補助金制度は、変さらになったり、なくなることもありますのでご承知ください

自治体によりあるところとないところがありますが、ご自身が創業する自治体にあるかどうか確認してみましょう。

補助金は審査がありますので応募すれば補助が受けられるというわけではありませんが、返済不要のお金が受け取れることは、資金が必要な創業者にとってはやはり魅力的です。

ご自身の事業所のある自治体に、創業補助金の制度があるかどうか探してみてください。

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この記事の監修者
三浦 高(みうら たかし)
V-Spirits経営戦略研究所株式会社

1級販売士/宅地建物取引士/中小企業診断士

総合起業コンサルティンググループV-Spiritsに在籍する。特に補助金・助成金については元補助金事務局員だった経験、実績をフル活用し、95%以上という非常に高い採択実績を記録するなど、実績を豊富にお持ちです。

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太田 眞彦(おおた まさひこ)
株式会社さあ頑張ろうぜ

中小企業診断士

株式会社さあ頑張ろうぜ 代表取締役 1960年生まれ。東京都出身。経営コンサルタント歴20年のベテランが、アイデア出しから起業までを支援します。

著書『芸能人に学ぶマーケティング戦略』ほか

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