起業の心得:ゲンイチ第42回 外人部隊

起業家インタビュー

執筆者: ドリームゲート事務局

アクション映画で、一癖も二癖もありそうな、ならず者が集められて、人質を救出したり、要塞を爆破するってストーリーありますよね。集められたメンバーはそれぞれ、爆弾とか射撃とか格闘技とかのプロです。そして隊長。この隊長が大事。百戦錬磨のプロ中のプロ。いつも冷静で、ある時は非情にもなれる鉄のような男なんですが、実はやさしくて、昔の深い傷を心の中にしまっているニヒルなヤツです。そして、一番の山場でこの隊長が危険を承知の上でヒューマンな意思決定をするんです。いつも。(笑)主役はこの隊長です。そして、脇役に本部から無線で支持する指揮官がいます。たいてい、悪役なんですが、現場を知らないお役人タイプってところですか。プロ集団がチームを作って、共通の目的に立ち向かう。ってことなんですが、「プロ」を束ねるのは大変。そのカテゴリーでは隊長も負けちゃうんですから。だから、隊長には総合的な人間力が求められます。

僕はドリームゲートの他にもいくつかプロジェクトを動かしています。9月1日からスタートしたpikaモチーフ・プロジェクトは大阪大学の柳田先生のグループが開発した発光性希土類錯体の商品化なんです。この希土類錯体は有機体を光らせることができるんです。つまり、プラスチックとか紙、塗料、繊維が光ります。このプロジェクトのアートディレクションは和紙の世界での第一人者の堀木エリ子さんにお願いしています。光る和紙で照明器具(行灯)を作ります。そして、来年3月に京都の花灯篭でこの技術を発表します。花灯篭とは京都商工会議所が中心になって毎年3月に行われる光のイベントです。岡崎から清水神社までの参道を3000個の灯篭で飾るイベントです。pikaモチーフ・プロジェクトは大阪大学の研究室と堀木エリ子&アソシエーツ、そして、京都商工会議所、錯体開発では化学メーカーの日生化学工業所さんとセントラルテクノさん、そして、僕たちマネジメントチームがお手伝いします。部隊を引っ張る隊長、プロジェクトリーダーは八伏俊彰さん、テクノロジー系ベンチャー立上げのプロです。チームメンバーもプロですが、すべて住む世界が違います。僕たちはマネジメントの世界に居ます。堀木さんはどちらかというとアーティスト、先生方は教育・研究者、日生化学さんはメーカー、テクノさんは商社、京都商工会議所は公的な機関です。みなさんプロですが、それはそれで、大変です。(笑)このチームが来年の花灯篭での発表を共通の目的にがんばります。僕と柳田先生、日生化学の酒井社長はプロジェクトオーナーなんで、脇役です。本部から無線でやりとりする指揮官みたいなもんです。悪役にならないようにがんばりますネ。(笑)

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