起業の心得:ゲンイチ第47回 第二創業

起業家インタビュー

執筆者: ドリームゲート事務局

第二創業とか経営革新って「今がアカン」からやり直したり(第二創業)変えたり(経営革新)するんですよね。だから「今のままではダメ」ってところからスタートしないと、うまくやり直したり、変えたりできないです。斯く言う僕も第ニ創業です。第ニ創業って言うとニ代目とか三代目のイメージがありますが、僕は一人第二創業(笑)、バレーボールの一人時間差攻撃みたいなもんで、一人で失敗して、もう一度一人で起ち上げています(笑)。
自分の経験から言うのですが、僕は言い訳できないくらいしっかり失敗していますから、その原因を外に求めることができなかったので、よかったと思っています。僕は失敗の入り口から失敗して、立ち直るまで5年は自分の失敗について考えていました。その経緯の中で中小企業診断士の資格をとり、社会人入試で大学院にも行きました。どちらも自分の失敗(原因)探しです。僕は自分の失敗を自分の中に取り込んで再スタートしました。
「うちもうちの業界も、もうアカンですわ~」って言い続けて10年なんて社長はざらにいます。(笑)「アカンかったら辞めればいいのに」って言ったら、「吉田さん、そんな簡単に言わんといて~」って辞められない理由がいっぱい出てきます。「生活できない」「従業員がいる」「家族はどうなる」「下請けが路頭に迷う」「この仕事以外に出来ることがない」「辞めて何をしたらいいかわからない」まだまだあります。仕舞いに「アカンアカン、言うてもまだ買ってくれる得意先があるんです」とか「業界ではそこそこの品質で通ってます」とか「あかんことない理由」まで飛び出す始末。「それやったら、がんばってやって下さいよ。もうアカンって言うたのは社長ですよ」最後はこんな会話になってしまいます。(笑)
アカン、アカンと言いながら現状を見ようとしない。見るのが恐い。アカン、アカンと言いながら、現状を否定できない。私達は現状維持が一番楽チンな事をよく知っています。「このままなんとかなればいいのにな~」って心のどこかで思っています。つまり「まだ失敗していない」と思っているのです。
新しいこと(第ニ創業、経営革新)をやるのが恐い。失敗するのが恐い。って言う今のあなたはすでに失敗しているのです。
親が作った借金でも、社員がボンクラでも、今、あなたが経営しているなら、その責任はあなたにある訳です。「責任は私にある」と腹をくくって下さい。責任と取るとは次を成功さすことを言います。失敗はいいですやん。まずは失敗を棚卸して、失敗を認めて、失敗を抱えて、そこから起ち上がりましょう。人生と同じでやり直すに遅いはありません。第二創業は「失敗を許容する」ところからスタートします。

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