3-3.事業計画書チェック10のポイント

事業計画書作成

執筆者: ドリームゲート事務局

STEP3.事業計画書の作り方

3-3.事業計画書チェック10のポイント

事業計画書チェック10のポイント

  • 1
  • 実現不可能な計画や売上高をぶちあげていないか?
  • 事業計画書の冒頭に「1年後店頭上場」などと書かれているケースがある。 夢が大きいことはいいが、「この人物は現実が見えているのか」と思われるような表現は避けたい。
    また、各種予測数字も、勢いだけで書かず、裏付けを取ることが必要だ。

  • 2
  • すぐにマネされないよう対策は考えているか?
  • 事業を稼働させるまでの速度に注目しているか。
    独創的なつもりでも、同時期に似たプランを考える人も多い。
    稼働までにもたつかないこと。
    また、登場すれば、人々がそれをマネしようとするのは時間の問題。
    特許を含む権利対策も意識しよう。

  • 3
  • 対象とする客層を極端に絞り込みすぎていないか?
  • 広すぎるターゲットでは訴求力がないが、半面、狭すぎるターゲットを設定してしまうと、マーケット規模が小さすぎて、収益力が弱まったり、非効率になる危険がある。
    また、リターンを期待する資金提供側のメリットが減少する危険もある。

  • 4
  • 事業を稼働させるスタッフを実際に確保できるか?
  • 事業を遂行するための技術や知識、資格、経験は自分にあるのか。
    それらを持っている人材を確保しているのか。
    まだなら、今後どうやって獲得するのか。
    協力・提携関係などよって、外部に求める方法はないか。
    など、その答えを出しておこう。

  • 5
  • 流通・販売方法を無視していないか?
  • 流通・販売方法は考えられているか。
    問屋に卸すのか、小売りに卸すのか、通信販売などで直接売るのか。
    あるいは、それらを複合的にやるのか。
    そのほかの方法か。
    どんなルートなら確保できるのか、コストもにらみながら検討しておこう。

  • 6
  • 特許や商標、著作権などを侵害していないか?
  • アイデアは、盗用などしていなくても、すでに特許や実用新案が認められている可能性はあるし、出願中ということもある。
    また、ネーミングやデザインなどが商標や意匠を侵害していないかも要注意。
    知的所有権や著作権にも気をつけたい。

  • 7
  • 事業計画書の内容が専門的になりすぎていないか?
  • 事業計画書を読む人は、ビジネスのプロであっても、提案事業に造詣が深いとは限らない。
    内容や表現が専門的になりすぎないよう注意し、できるだけ平易な表現を用いよう。
    理解しない相手を責めるより、どう理解させるかを考えることが大切。

  • 8
  • 事業計画書の量が膨大になりすぎていないか?
  • 事業計画書は厚いほどいいと考える人もいるかもしれないが、それは錯覚。
    長すぎる計画書ほど理解させるのは難しい。
    10~15分程度で概要とポイントがつかめる量が標準。
    どうしても量が多くなるなら、別紙や別冊にして、分けて見てもらおう。

  • 9
  • 書くべき内容の比重を間違っていないか?
  • そのプランのどの項目を一番伝えたいのか、あるいは、相手はどの項目を一番知りたがっているのかで記述の比重は変わる。
    たとえば、マーケットの将来性が魅力的なら、その説明を詳しくすべき。
    ただし、読み手が理解しやすい順に書くこと。

  • 10
  • プレゼンテーションとの役割分担を意識しているか?
  • 事業計画書は、それだけを見てもらう場合と、プレゼンテーションしながら見てもらう場合とがある。
    また、映像や模型などのツールを使える場合と使えない場合もある。
    どういう環境で見てもらうのかを意識して、内容やボリュームを決めたい

 

多くの人に、複数の視点で見てもらう

ついに事業計画書が完成した、と思ってからが勝負です。
「完成品」をたたき台にして、自分自身でチェックすることはもちろん、そのテーマに詳しい人や、反対にまったく詳しくない人に見てもらいます。
できれば、普段から事業計画書を見慣れている人や、計画書提出相手の立場に近い人なども探し出して、ぜひ見てもらいましょう。
自分では完璧だと思っていても、まず間違いなく「ミス」「抜け」「弱点」「矛盾」「無理」「難解」などと思われる個所があるからです。
いずれにしても人に見てもらった時は、必ず、いい点と悪い点の両方を指摘してもらうように依頼すること。
詳しくない人であれば、理解できるところと、理解できないところ、という反応でもOK。
というのは、悪い点を修正していく際、いい点を規範にして、いい点との整合性や相乗効果を狙うかたちで作業ができるからです。

批判や意見は蓄積し、まとめて修正する

それからもうひとつ。
見てもらっている最中には、相手から質問が出る場合があります。
ということは、その質問に関する考え方や計画が書類に提示されていないということ。
なので、その場は口頭で説明するにしても、後で、その項目を追加しておきます。
なお、意見を聞くたびに修正するのではなく、意見はいったん蓄積して、多数派のもの、少数派でも鋭いと思えるものなどの評価分類をしてから修正作業に取りかかりましょう。

 

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