2026年後半に流行るビジネス3選|AIに奪われない仕事はどこに?

この記事は専門家 によって監修されました。

執筆者: 新井 一

「新井さん、いまから新しいビジネスを始めるなら、何がいいのでしょう? 今、登山がめちゃくちゃブームですよね? その関係で何かしたいのですが……」

「登山って今流行ってるの?」と思いながら、私のスマホを見ても、登山の情報はひとつも流れてきません。エコーチェンバーと呼ばれるこの現象、要は「自分の興味の反響室」に閉じ込められた状態です。タップした話題が、壁に反響してまた返ってくる。だから登山好きのあなたには登山が世界の中心に見え、私のスマホには一向に流れてこない。同じ時代を生きていても、見えている景色はまるで別物なのです。

だからこそ、たまには部屋の窓を開けて、外の空気を入れてみる。今日はそんな記事です。私のスマホにある情報から「2026年後半に流行りそうなビジネス案」を、ならべてみます。ぜひ、あなたのスマホに並んでいるアイデアがあれば、私にも教えてください! (セミナーでお待ちしています)

改めまして、皆さまこんにちは。私はドリームゲートアドバイザーを務めております新井一(あらいはじめ)と申します。
会社員のまま小さく起業できるコミュニティサロン「起業18フォーラム」を運営しています。

「流行るビジネス」とは「世の中のお金とニーズが、いま向かっている方向」のことです。向かい風の中を進むより、追い風に片足を入れたほうが当然ラクに進めますから、私たちはこの手の情報には敏感になりがちです。
しかし、今は時代の流れが速すぎて、1週間前の情報でさえ古臭さを感じてしまう状態です。そんな中、この手の予測を当てることは簡単なことではありませんが、あえて、今見えている未来(政策・技術・海外)の情報から、どのようなビジネスが流行る可能性があるか、語ってみたいと思います。ぜひ、「いや、それは無理でしょ」「ここは怪しいぞ」と、ツッコミを入れながら読んでください。一緒にワクワクしていきましょう。

さて、今回は私のスマホに頻繁に流れてくるビジネス情報を、三つの方向に整理してみました。

・AI支援サービス
・健康・ウェルネス商品
・一人で回せる体験型サービス

この三つの切り口から、海外で既に流行っているものと、それを日本の会社員向けに置き換えた案を、順にならべていきます。

流行るビジネスに乗っかることの重要性

なぜ流行に乗るべきなのでしょうか? 背景には、いまの日本の市況があります。物価は上がり続け、賃金の上昇はそれに追いつかない。企業は人手不足にあえぎ、一人あたりの負担は増すばかり。つまり、世の中には「困りごと」が増えているのです。そして困りごとが増えるということは、それを解決するビジネスの出番が増えるということでもあります。

ここで大事な比喩を一つ。沈みかけた船の上で、船室の模様替えをしても意味がありません。やるべきは、まだ浮いている船に片足を移すこと。斜陽の業種でいくら工夫しても限界があります。一方、追い風の業種なら、平凡な努力でも前に進めるのです。

もちろん、いきなり会社を辞めて全力を投じる必要はありません。それは沈む船から飛び降りて、いきなり大海原に飛び込むようなもの。おすすめは「片足を入れる」こと。会社員という安全な足場を残したまま、もう片方の足で新しい船に乗ってみる。これなら、転んでもケガは浅くて済みます。

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2026年に流行る「AI支援サービス」ビジネスは?

海外で既に流行っているもの → AI電話営業代行

AIが営業電話をかけてアポを取ります。もちろん、人間がやった方が良いに決まっています。ですが、AIなら電話を掛けられる本数が桁違いです。その分、アポイントを取れる数も多くなります。とはいえ、日本で、個人がこのシステムを開発することは難しいでしょう。ですので、もっとシンプルに、ちょっとAIに慣れている人ならばできるビジネスに変換してみます。

ビジネス案1 → AI業務効率化コンサル

今、AIエージェントが話題になっています。多くのフリーランスがおもちゃ感覚で導入を進めている一方で、企業内ではセキュリティやライセンス費用の問題から、意外と浸透していないようです。そして、多くの経営者は「AIを使うべきだ」とわかっていても「何から手をつければいいか」がわからない。そこを点検し、セキュリティとコスト面から最適解を提示。その後の導入やエージェント開発までを手伝う仕事には、大きな需要がありそうです。

始め方(最短の一歩を3つ):

1. 自分が経験のある業界を一つ選ぶ

2. その業界でAIが役立ちそうな業務を三つ挙げる

3. 知り合いの経営者に「業務の点検をさせてください」と打診する

想定単価・初期費用:

点検(診断)で5万円〜10万円、その後の導入支援で数十万円という段階設計が現実的。

利点:

・在庫も設備もいらず、知識だけで始められる

・診断から実装支援へ、提供を段階的に増やせる

欠点:

・信頼が命の仕事なので、実績ゼロの最初が最もつらい

・「ただのAI評論家」になると、お金を払う価値を感じてもらえない

差別化のコツ:

肩書きを「AIに詳しい人」ではなく「○○業界のムダを減らす人」にすること。

検証する方法:

まず一社、無料で業務点検レポートを作り、反応で価値を見極めます。

2026年に流行る「健康・ウェルネス商品」ビジネスは?

海外で既に流行っているもの → 更年期世代に絞ったホルモンケア商品

海外では「男性向けで当たった健康ケアを、女性や別の世代に当てはめる」という動きが流行っています。中でも注目されているのが、更年期世代の女性に絞ったサプリやケア商品。ある起業家は「更年期ケアは、過去50年の医療がいちばん見落としてきた分野だ」とまで言っていました。つまり、悩みは大きいのに、手当てがまだ薄い。そこが狙い目だというのです。

ですが、日本でこれをそのまま真似るのは、少しハードルが高い。サプリや健康食品を開発することはできませんし、できたとしても在庫を抱える必要があります。厳しい法律も厄介です。ですので、もう少し気軽に始められる形に置き換えて考えてみます。

ビジネス案2 → 特定世代の「悩み」に寄り添うウェルネスコーチ

たとえば、商品を売るのではなく、知識とサポートを売るのはどうでしょうか? これならリスクもぐっと減ります。たとえば「更年期世代の体調管理」「五十代からの記憶・集中の整え方」など、世代と悩みを一つに絞り、生活習慣の相談相手になるのです。コーチングは「学ぶ人」ばかりで、「顧客として利用する人」が少ないのが現状ですが、AIに相談する人が増え、人間が寄り添うことの価値が増していく今後は、よい風が吹き始めるかもしれません。

始め方(最短の一歩を3つ):

1. 自分か家族が実際に悩んだ「健康の悩み」を一つ選ぶ

2. その悩みを持つ人が、いまどんな情報を探しているか調べる

3. その世代の知人一人に、無料で相談に乗ってみる

想定単価・初期費用:

一回の相談で数千円〜、月単位の継続サポートで月1万円〜3万円が一つの目安。

利点:

・在庫も設備もいらず、薬機法のリスクも避けられる

・世代と悩みを絞るほど「これは私のことだ」と刺さりやすい

欠点:

・成果が目に見えにくく、価値を伝える工夫がいる

・「治療」との線引きを誤ると、規制に触れる危険がある

差別化のコツ:

「健康全般の専門家」ではなく「○○世代の○○の悩み専門」と、徹底的に狭くすること。

検証する方法:

まず数人に無料でサポートし、「助かった」という声と、続けたいという反応をもらえるか確かめます。

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2026年に流行る「一人で回せる体験型サービス」ビジネスは?

海外で既に流行っているもの → SNSでバズる「体験」ビジネス

大きく稼いでいる「体験提供型スモールビジネス」には共通点があります。それは「SNSで話題になる体験を売っている」こと。たとえば、海に向かってゴルフボールを打ち、ホールインワンが出たら賞金がもらえる施設。他にも、日本にもありますが、防具をつけて皿やガラスを思いきり叩き割り、日頃のストレスを吹き飛ばす「スマッシュルーム」。どれも、商品ではなく「その瞬間の体験」を売っています。参加者が自分から写真や動画をSNSに上げてくれるので、宣伝費がほぼタダなのも特徴です。

ですが、これらの事例は、日本の会社員がそのまま真似るには荷が重いです。場所の確保、許可、保険、安全管理など、到底無理でしょう。週末だけ、身一つで、という始め方に寄せていく必要があります。

ビジネス案3 → ニッチな趣味の発信+少人数の体験会

あなたに趣味があれば、それを発信して、少人数の体験会や月額の会員サービスにする。これが、いちばん身軽な「体験ビジネス」です。たとえば、登山に詳しいなら、「初心者向けの低山ガイド」や「道具選びの相談会」は、立派な体験サービスになり得ます。YouTubeのコミュニティにもぴったりです。

今は、一つの分野に深く特化した個人がインフルエンサーになれる時代です。その分野に本気で、熱く語れるものがあれば資格は十分。起業18フォーラムでも、好きを突き詰めた個人が、月額の会員サービスで安定収入を作る例はいくつも出ています。情熱が、そのまま商品になるのです。

始め方(最短の一歩を3つ):

1. 自分が一番くわしい趣味や得意分野を一つ決める

2. 初心者がつまずく点を、動画や投稿で発信し始める

3. 反応が出たら、少人数の体験会か月額の相談サービスを用意する

想定単価・初期費用:

体験会は一回数千円〜、月額の会員サービスは月千円〜数千円が一つの目安。

利点:

・会員制にすれば、毎月の収入が積み上がる

欠点:

・ファンが集まるまで時間がかかり、最初は反応の薄さに心が折れがち

差別化のコツ:

「広く浅く」ではなく「狭く深く」。たとえば「登山全般」より「五十代から始める日帰り低山」のほうが、刺さる人には強く刺さります。

検証する方法:

発信を3カ月続け、どの話題に反応が集まるかを見て、体験会や有料サービスの中身を決めます。

まとめ:2026年後半、AIにできないビジネスを考えてみよう

今後、ホワイトカラーの仕事は、どんどんAIに置き換わります。しかし、AI自体の導入、体温を感じる寄り添い、感動の体験、そんなものは人間にしかできない、おそらく最後の砦になります。AIが賢くなるほど、誰もが同じ答えを出せるようになり、同じ答えに、お金は払われません。AIを使ってラクして稼ごうと思うほど、今後は稼げなくなっていきます。

作業はAIに渡して構いませんが、何を武器として残すかを決めるのは、あなたです。あなたがどの現場を知り、誰に信頼され、どんな痛みを肌で分かっているか。「あなただけの素材」を見つけて、あなたらしいビジネスを作っていきましょう!

執筆者プロフィール:
ドリームゲートアドバイザー 新井 一
(パーソナルビジネスブレインズ・コンサルティング事務所 代表)

起業18フォーラムの代表を務められている新井アドバイザー。会社員時代に起業した経験をもとにしたアドバイスは多くの支持を得ております。
2007年から独自のマーケティング理論を基にした集客メソッドを公開。全国で1,000回を超えるセミナーや10,000件以上の相談に応じるなどの実績を豊富にお持ちです。

プロフィール

ドリームゲートアドバイザー新井 一

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