雑貨&セレクトショップで起業 Vol.22 お客様の心へ届くチラシで目的別チラシ活用6パターン

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
販促というと、 WEB・BLOG・メルマガという答えが返ってくるのが最近ですが、ここであえて「地上戦」であるチラシの話をします。

 

 チラシというと昔ながらのイメージですが、使い方によっては、効果的なツールNO.1です。使い方のバリエーションを考えてみました。

 

「アプローチに使うチラシ」

 なんとなく入店された方に、軽いアプローチとして手渡すチラシです。ほとんど名刺代わりだと思ってください。店舗のコンセプトとか店長の紹介、近 くにあるフェアの紹介や、人気商品の紹介などがあります。後で読んでもらえば、全体がなんとなく分かるような内容がいいですね。

 

「オススメ商品で使うチラシ」

 これは、店側が薦めている商品の関連商品などが紹介されていることが必要です。薦めている商品と関係ない商品が紹介されていると、たとえお客様自 身が関連商品をほしくても誤った商品誘導が理由で売れなくなります。特に重点商品とか、自店の定番といえる商品に対して作っておくといいでしょう。

 

「お買い上げいただいた方に、ショッピングの中に同封するチラシ」

 まずは、サンキューカードの代わりですね。それに販売担当者の紹介とか、次回のフェアなどの案内があればいいです。

 

「商品の陳列場所の横に置くチラシ」

 商品の詳しい紹介や、関連商品のご案内などです。特に接客しないと聞けないような話しをここに書いてあると親切です。接客をしようとしてもすぐに 逃げられるのが雑貨店です。ですから横に説明チラシを置いておくと、お客様のほうで手にとって読んでいただける可能性大です。その積み重ねで商品が認知さ れていきます。

 

「店舗のフェアや入荷状況などのスケジュールを紹介するチラシ」

 レジの横においてあってもいいですし、お買い上げの方に手渡すのもいいですし、名刺代わりのチラシと一緒に渡すのでも結構です。このチラシは毎月 作成しましょう。「当店は、どんどん販売の提案を変えてますよ。」ということを、お客様に認知してもらうことが来店頻度をアップさせる必要条件です。

 

「販売スタッフの紹介のチラシ」

 お店に顧客がつくのが一番いいですが、実際には販売員一人ひとりにも顧客がつきます。こんな楽しいスタッフが、毎日頑張っていますよという紹介と 同時に、各販売員がお薦めしている商品を、その販売員の言葉で紹介してあげてください。一気にお客様と販売員との距離が近くなります。

 お客様のほうから声を変えていただくことも増えるでしょう。お客様とのコミュニケーションの作り方は、ちょっとしたことの継続でできます。

 ザーッとですがこんな感じのチラシはどうでしょう。全部同時に作りましょうとは言いませんが、いろいろあると楽しいものです。

 た だし、さらにコツがあります。パソコンで作ったものでも結構ですが、その空いている隙間に必ず「手書き」の部分を加えてください。格好のいいチラシもいい ものですが、ここで手書きで「その人なり」を表現したほうが差別化しやすいです。

 それにコストも抑えられます。高価格帯の雑貨を売ってい るのでしたらちょっと無理かもしれませんが(それならパソコンで、これは店長が必死に作ったんだなぁとわかるようなもの)、衝動買いの価格帯なら、やはり 手書きのほうが効果的です。

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