起業の心得:ゲンイチ第91回 平安の祈り

起業家インタビュー

執筆者: ドリームゲート事務局

変えられないものを受け入れる落ち着きを、
変えられるものを変える勇気を、
そして、その2つを見分ける賢さを

この「平安の祈り」はあまりに有名なので、みなさんの中にも知っておられる方が多いと思います。正しくは冒頭に「神様 私にお与え下さい」と書かれています。僕は無宗教なのであえて、神様という字は省きました。この言葉は断酒会などの依存症から抜け出す為の集まりで使われるようになったようです。ミーティングの最後にみんなが手をつないで目を閉じ、静かに祈ります。

この祈りの起源はアメリカの神学者、ラインホールド・ニーバー(1892-1971)が1943年の夏に説教で語ったとされています。この時、この祈りを聞いたロビンズという人がこの祈りの原稿をもらって小冊子にしたようです。

第二次世界大戦の中はこの祈りが兵士たちを勇気付けたようです。戦後になると、今度は断酒会のモットーとして知られるようになりました。

日本に紹介したのはニューヨークのユニオン神学大学院でニーバー先生の弟子であった大木英夫氏が1967年に『中央公論』に発表した論文の中で紹介されました。大木英夫氏は学校法人聖学院の理事長・院長です。

この平安の祈りをはじめて教えてくれたのはキュアリンクケアの谷口社長です。彼女は育児支援の事業をしています。聞いた時に僕は何の説明もなしで、この言葉のすべてを理解しました。
僕は講演の時に「メモをとるな!」と若い人に言います。僕の持論ですが、自分にとって本当に大切、必要なことは耳から腹にストンと落ちて(腑に落ちる)、その言葉は一生の宝物になります。反対に忘れてしまうのは今のあなたに必要ないからで、それはそれでいいのです。メモをとるよりもそのような思いでしっかり聞いて欲しい。これが「メモをとるな!」の意味です。

僕にとって「平安の祈り」は、久々に、そして、完璧に、「腑に落ちた」言葉でした。
だから、あえて、ここではこの言葉の解説はしませんね。
どうです。はじめてお聞きになった方、腑に落ちましたか?

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