起業の心得:ゲンイチ第17回 学生君たちとトークバトル

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

先週の土曜日は久留米でした。九州DGメーリングリスト幹事団主催のイベントで、講演させてもらって、その後に学生君たちとトークバトルしました。いくつかのテーマでバトルしたのですが、そのテーマの一つに「久留米(日本)に活気がないのは大人のせいだ!」っていうのがありました。これは議論の余地なしに大人が悪いのですが、その大人も昔は子供な訳で、後20年たって同じテーマで議論したら、今度はお前らの責任だ~ってことに。(笑)

学生君たちは商店街がさびれているとか、大人に元気がないとか、久留米に活気を取り戻せってことで熱く語っていましたが、僕はよそもんですからいたって冷静。(笑)そこで、「君たちの責任ではないよ」って前置きをして「久留米に活気がないのは商店街のこともあるけど、君ら若い人達が町から出て行くからやと思う。君は県外の大学に行っているらしいけどなんで、県外なの?」と質問しました。答えは「勉強したい学部が久留米になかったから…」でした。そうなんです。ここに問題の本質があるように思います。僕は久留米に元気がなかっても活気が失われていようが、別にどうってことはないわけです。だって、よそもんですから…。でも彼らは違う。久留米に育って、久留米が好きで、ここが故郷な訳です。でも、進学、就職で久留米を離れて行く。仕方ないことですが、これが町を寂しくしてしまいます。でも、仕方ない。

20年経って、「大人が悪い」って言われない為に出来ることはサラリーマンより起業家の方がいっぱいあるように思います。故郷を愛して、故郷に活気を取り戻したいなら、みんなに起業家を目指して欲しいです。例えば、自分の会社の本社をここに置いてもいいし、いっぱい儲けて、ここに学校を作ってもいいし、地元に何かしたいと思ったらその時間を自分で工面することも起業家なら出来ます。サラリーマンと起業家、どっちが故郷を元気にできるか?それは起業家でしょう。これが吉田からの提案でした。

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