起業の心得:ゲンイチ第13回 Smithonian博物館

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

1日から6日までワシントンとボストンに行っていました。ワシントンに着いた日は日曜日でこの日だけ時間がありました。そこで、Smithonian博物館に行ってきました。見られたのは自然史博物館と国立美術館だけですが、気が付いたことが三つありました。入場料が無料、ソファーがある、順路がない、です。やっぱり、無料がいいですよね。美術館に着いた時には閉館までの時間が30分しかありません。入場料がいくらか要れば、やっぱ、時間がないので「やめとこか?」ってことになると思うのですが、無料なら「30分でも見とこう」って…。

次に美術館の中はいくつかの部屋にわかれていて、どの部屋の真ん中にも大きなソファーがあります。そこに座ってゆっくり鑑賞することができます。これも日本にはないですよね。最後に「順路」がないことです。

最初に入った自然史博物館で、僕はごく自然に順路の矢印を探していました。ところがどこにも矢印がない。仕方なく一番近くにあったドアから入りましたが、最初は見逃すブースや部屋がないか心配で「これでいいのかな?」って自信なげに観ていましたが、どっちかの方向に人が流れている気配はありませんでした。観ているうちにディスプレーのコンセプトがなんとなく判ってきて、自然に自分の流れで鑑賞することが出来るようになりました。

よく考えたら、アートの世界に効率って、そもそもおかしいのかも?中学1年の時に、ツタンカーメンの黄金のマスクが京都市美術館に来ました。順路に沿ってトコロテン状態で押し出されて見た覚えがあります。そういえば大阪万博もそうだった。(笑)僕らは知らず知らずのうちに人に決められることに慣れてしまったのかも知れません。

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