合同会社(日本版LLC)とは?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

合同会社は、新会社法で新たに創設された会社形態である。前述の合資会社の出資者が、全員有限責任社員になった状態の会社形態だ。その特徴は、会社の内部規律が民法上の組合型である点や、外部との関係が有限責任という株式会社のような形態であるといった点が挙げられる。

また合同会社は、日本版LLCとも呼ばれている。出資者(社員と呼ぶ)個々が業務執行権を持ち、重要事項を全員一致で決定するのだ。ただしこれは、株式会社における株主総会の議決権のような制度ではない。さらに出資者(社員)の中から、特別に業務執行社員や代表社員を定めることもできる。

合同会社を設立においては、定款の認証という行為は必要ない。また代表者は株式会社のように代表取締役という呼び名ではなく、代表社員という呼び名になる。

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