まだやっていないの!?「MEO」は無料でできる店舗集客キホンのキ

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 石田 康子

こんにちは、Webマーケティングや事業開発の支援を行っているドリームゲートアドバイザーの石田と申します。

事業内容やフェーズに合わせて、SEOやSNSなど特定の手法にとどまらない、中立的なWeb集客のご提案を行っています。

一見、ネットでの集客とは遠いと感じられる店舗など対面のビジネスが中心の方にも有効な方法である「MEO」についてご紹介します。

ご自身で無料でできる方法ですので、広告で高額を使う前にぜひ試してみてください。

地域密着ビジネスの集客に効果があるMEOとは

急に知らない横文字が出てくると難しく感じますが、今日ご紹介する「MEO」は難しくはありませんので構えずに読んでみてください。

MEOとは「Map Engine Optimization」の略で日本語にすると「マップ検索エンジンの最適化」のことです。ローカルSEOと呼ばれることもあります。

例えば、Googleで「ラーメン」と検索すれば、自分がいる場所の近くのラーメン屋が出てきますよね。 評価が高い店ほど表示されやすいので、内容を最適化して地図での検索で上位表示を目指す方法のことをMEOといいます。

(Googleで「新宿 ラーメン屋」と検索した画面)

それがどう集客に結び付くのか?を理解いただくために地図上での検索をした人の来店行動に関するデータをご紹介します。
少し古いデータですが、Googleの2014年の調査(英語)によると、ローカル検索(地域に紐づいた検索・例「ラーメン屋 新宿」など)を行ったあとにモバイルユーザーの50%、パソコンまたはタブレットユーザーの34%が1日以内に店舗に来店するという事です。

ローカル検索を利用した人で売り上げに貢献した割合は18%で、利用しなかった人の7%に対して倍以上になっています。

つまり、MEOは直近で利用確度の高い「今すぐ客」が集めやすい集客方法だと言えます。ネットから遠い業態の方も、MEOに取り組む価値を見いだせたのではないでしょうか。

検索エンジンのキーワード検索で上位に表示して集客を狙うことをSEO(検索エンジン最適化)と言いますが、その地図版と考えていただければと思います。

MEOのメリット・デメリット

ここではMEOはどのようなビジネスに向いているのか?といったことや、MEOのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

どのようなビジネスに向いているのか

MEOが向いているビジネスのタイプは、事業所や店舗を持っていて近隣の地域の人を対象にしているリアルビジネスで、「地域密着」と呼ばれる業態に特に有効な集客方法です。 例えば、飲食店、マッサージ店、美容室、花屋などです。

もちろん、個人のお客さん相手だけでなく、BtoBビジネスでも直接店舗や会社に来ていただくような形でしたら取り組むメリットはあります。

メリット1 無料で始められる

MEOのメリットは、なんといってもお金や手間がSEOよりもかからない事です。

始めること自体は無料でできますし、工夫次第で上位表示を目指せ、集客が見込めます。広告のようにお金がかかったりすることはなく、Googleもお金を払っているお店を上位に表示させるようなことは今のところありません。

お店の評価の高いところや、情報が充実しているところが表示されやすくなります。

メリット2 ポータルサイトに頼らない流入経路が増える

飲食や美容のメジャーなポータルサイトなどは掲載店からの収益で成り立っていますので、「順位=純粋な評価」と言えない事もあります。

お店がお客さんにサービスと引き換えにいいレビューを書いてもらうようなこともあったりしますし、口コミ代行なども存在します。また、そのことを分かって信用していないユーザーもいます。

お店を探すのに、評価に操作がなされている可能性があるポータルサイトからは探さない、検索画面に用意されている地図から探せるので、わざわざポータルサイトまで行って探さないという層も増えています。

そういったポータルサイト以外の流入を狙えることもメリットです。

メリット3 ライバルが少ない

SEOは浸透していますが、MEOまでやっている企業は、やはり減ります。

SEOは、同じキーワードの検索上位を全員と取り合わなければなりませんが、MEOが効果的なのは店舗型のビジネスに絞られますので、ライバルが少なくなります。

また、MEOなら地図という特性上、検索対象の地域が絞られるため競合となる企業が減り、戦わなければいけないライバルが少ないので、より「地域一番」を目指しやすいです。

メリット4 積み上げ型資産の集客である

リスティング広告やSNS広告は、やめた瞬間にアクセスがなくなります。それまでいくら広告費を使ったかは関係ありません。

一方、MEOで作った内容やもらった評価は積み上げ型の資産になり、追加でお金がかかることもなく、ずっと集客に貢献してくれます。

よい評価を増やしていくほど順位や露出も上がりやすくなります。

メリット5 ユーザーのモチベーションが高い

地図を開いて何かのお店を検索している人、わざわざ近くのお店を探している人は、利用する可能性が高い人です。

TwitterやLINEのタイムラインなど探していない時に受動的に見せられる広告よりも、利用確度の高い今すぐ客が集められます。

メリット6 リピーターや見込み顧客の機会損失を減らせる

あなたのお店を店舗名など指名で探しているユーザーが、すぐに見つけられるようになります。

GoogleのMEOに必要な「Googleマイビジネス」に登録することで、地図ではない通常のキーワード検索でも、店舗名と一致した検索ではGoogleマイビジネスの登録内容がスマホ検索では通常の検索結果よりも上に表示されます。

あなたのお店の名前で検索すると上に表示され、店名を指名で検索している既存顧客や見込み顧客が見つけやすくなり、機会損失の回避になります。

既存のお客さんで、訪問しようとして住所を探している、友達にお店の名前を教えて探してもらうといった場面でも見つけてもらいやすくなります。

メリット7 自社サイトが無くてもWebからの集客ができる

完全にWebサイト代わりになるわけではありませんが、自社のWebサイトを持っていなくても、キーワード検索やマップ検索にお店の情報が載るため、Webからの新たな流入を作れます。

Webサイトを作るのが大変で自社Webサイトを持っていないという方も、テキストと画像の登録だけですので始めやすいと思います。

登録した情報だけでなく、ネット上にある他のサイトのお店の情報もMEO評価の対象になるため、用意できるなら、自社のWebサイトはあった方がもちろん良いです。

デメリット

Google店舗マイビジネスのレビュー欄は店舗側が操作して評価を上げ下げする事ができませんので、悪い評価もついてしまう可能性があります。 だからこそユーザーが中立だと信じてGoogle検索が普及している理由でもあるので、良いサービスを心がける、悪い評価もフォローを入れるといった対策しかありません。

後述の方法なども参考にしていただき、悪い評価以上に良い評価がつくように工夫をするしかありません。

MEOを始める具体的方法

実際の始め方についてご説明します。

地図検索サービスはいくつかありますが、検索エンジンのシェアはGoogleが8割ほど占めていますので、Googleから始めるとよいでしょう。

次点はYahoo!で、Yahooプレイスというサービスがありますが、ここではGoogleMAPでのMEOを説明します。

Yahoo!はまだライバルが少ないという事でもありますので、GoogleのMEOができたらYahoo!の方もチャレンジしてみてください。

GoogleMAP最適化の始め方

まずはGoogleマイビジネスに登録します。

公開できる実在の住所が必要ですのでご注意ください。確認の方法により時間がかかる場合がありますが、登録できれば使えるようになります。

登録内容では、公開できる情報は可能な限り載せて充実させましょう。説明文と写真が集客に繋がる重要なポイントになります。

説明文の登録

説明文は簡潔な説明だけではなく、お客様視点の文章を載せてください。説明が売る側の言い方に終始して、お客様側が商品やサービスを使ってどう良くなれるのか置き換えて考え直さないといけず響かないという失敗をしていることが多いです。

お客様にとって何がいいのか?お客様はどういう体験をしたら嬉しいのか?を書きましょう。

これは自社のホームページや、Web集客全体に言えることですので、下記の記事も参考にしてください。

Webであなたの商品が売れない14の理由<改善チェックシート付き>

写真の登録

写真は、お店の写真や雰囲気をあらわした写真を掲載します。 業種にもよりますので、Googleのガイドの注意をまず参考にしましょう。

どのような写真がいいか、一つ一つのここで細かく説明することはできませんが、見る人間にとって文字よりも多くの情報が受け取れ、行動に繋がりやすいため、検索エンジンも写真の掲載を重視しているようです。

利用しているシーン、商品やサービスの写真、お店の外観、室内など、写真の種類や数を増やすようにしてみてください。

説明や写真の載せ方は競合を参考にしてもいいですが、業種や地域によってはMEOをやっていないお店が多く、近隣の競合を見ても参考になるとは限りません。 人気の駅の同業他社を検索するなどして、うまく取り入れている店舗を参考にするとよいでしょう。

ここまでが基本の登録手順ですが、登録後にさらに集客につなげるためにはいくつかの工夫が必要です。

GoogleMapのMEOでさらに集客を伸ばすには?

登録後にさらにMEOでの集客を伸ばす基本戦略をお伝えします。

ネット上の自社の表記を統一する。

Googleは登録されたお店について、Googleマイビジネスに登録したものだけではなくネット上に存在する他の情報も参考にしています。

SNSや他のサイト(ポータルサイトなど)の情報で、同じお店についての内容が多いと知名度が高いと判断して検索結果に優先的に反映されます。

店舗名のカタカナ、英語表記、住所の建物名あり・なしなど、表記が揺れていると同じ店舗と判断されず恩恵を受けられないため、他のサイトやSNSでも統一するようにしましょう。

検索エンジンが判断する、あなたのお店や会社の情報は下記の内容です。(NAP情報と呼ばれます。)

この情報をできるだけ統一しましょう。

  •  会社名・店舗名 Name
  •  住所 Address
  •  電話番号 Phone

情報を定期的に更新する。

SEOにも通じますが、新しい情報や更新がされている方が評価されやすいです。

できるだけ最新情報にするよう心がけましょう。

クーポンなどユーザーの利用メリットとなる情報を掲載する。

キャンペーンの情報やクーポンの情報など、利用の後押しとなる情報を掲載しましょう。

用意できない場合でも、受けられるサービスメニューや提供内容など具体的な情報を掲載しましょう。

良い口コミを増やす。

口コミの評価が高いほど表示がされやすくなりますので、良い口コミを増やすのが集客の基本になります。

GoogleMapでは、口コミはGoogleアカウントと紐づきます。Twitterなどと異なり、Googleのアカウントは単体のサービスではないので、その目的でGoogleアカウントを使っていない人も多いと思います。
MEOの口コミだけを増やすのは難しいかもしれません。Googleのガイドラインに反するとGoogleマイビジネスで自分のお店自体が表示されなくなってしまいます。

お店やサービスが気に入った方に、無理のない範囲で口コミを書いていただくようにしましょう。任意でユーザーが口コミをしやすいSNSどれかに評価をお願いする、その一つにGoogleMAPを挙げておくというのが現実的かもしれません。

Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン

まとめ

MEOは、一見ネット集客の中でも高等テクニックのように思えますが、ネットとは遠いリアル店舗のビジネスにこそ効果的な集客方法です。

始めるリスクは低く、業態が合えばコストパフォーマンスは高いです。

広告等は先にお金が出ていくので、無料で手軽に始められるMEOは費用をかける前に試す価値のある集客方法だと言えます。

ネットでの集客を考えているが、何からやっていいかわからないという方に、まず試していただきたい集客方法です。

Webでの集客についてお困りのことがあれば、初回は無料となっておりますのでこちらからご相談ください。

皆さまのビジネスにお役に立てれば幸いです。

執筆者プロフィール:
ドリームゲートアドバイザー 石田 康子

Web集客のスペシャリスト。小手先のテクニックだけではなく、今後流行りの手法が変わっても通用する基本の考え方、売り上げアップにつながる基本の戦略から支援します。中小ベンチャー、スタートアップ、起業家の方、幅広くご相談を受け付けています。

プロフィール | 無料オンライン相談受付中

ドリームゲートアドバイザー石田 康子

この著者の記事を見る

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

無料で始める