2021年版 アフターコロナで年収1000万を達成する個人塾の開業方法

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 戸高 一穂

これから独立・起業したいと考えていた方も、このコロナ禍で二の足を踏んでしまっているのではないでしょうか。初期費用を低く抑えて始められる学習塾の開業は小さく始められるので副業にも向いています。

以前「自宅でできる、年収1000万を達成する個人塾の開業方法」というコラムを書きましたが、コロナ禍で生徒・保護者の意識が変化した中で塾に求められるものが変わってきたと感じています。

その中でこれから開業する際にどのようにすれば人気の塾が作れるのかを解説します。

いま求められているのはどのような塾なのか

コロナ禍で感じる保護者の欲求の変化

お問い合わせを多くいただくようになったのですが、その中で顕著なのが

 「オンラインではなく、対面でお願いします! 」

という保護者の方の意見が多いということです。

コロナの感染が広がっていたときはオンラインでも納得していたけど、やっぱり直接見てほしいという保護者が多くなってきているように思います。これは知り合いの塾長さんたちも口を揃えて言っている変化です。

逆に、オンライン指導はどうですか、という提案に対しては難色を示されるというケースも目立つようになりました。

つまり、今は直接見るということをアピールする方が響くということです。

とはいえ、これも一時的な揺れ戻しに過ぎないと思います。今後また感染が広がればまたオンラインを希望する方も増えるし、そうせざるを得ない状況になっていくはずです。

オンライン指導のメリットを理解する方も増えてきていますし、日本も第3波が来ていますのでオンライン指導を求める方も多くいます。

あくまでも近い範囲の生徒を対象にした場合であり、広いエリアから集めることを考えるならやはりオンラインで集めることを中心に考えて動くべきだということです。

オンライン塾というだけでは大手に勝てなくなる

オンライン塾のメリットは商圏を全国あるいは世界中に拡げるということにあるわけですが、それは同時にライバルも増えるということです。大手塾もオンラインに対応してきているので、資本の差が劣る我々中小塾はオンラインというだけでは戦えなくなります。

独自の売りや強みを発揮する形で商品・サービスを磨いていきましょう。

地域の生徒を集めつつオンラインも対応するハイブリット型がおすすめ

個人的には小さな塾は通える範囲の生徒を直接見るようにしながら、状況や距離に応じてどちらでも対応できるようにしていった方が良いと思っています。

近くに住む人には直接、遠くに住む人はオンラインで対応する。もしくは、それらを混ざ合わせて遠くの人も月一回は直接見るなど、どちらが正しいということではなく、ロングスパンでどのような塾にしていくのかそれを考えて動くようにしましょう。

何かに特化した塾をつくろう

特定の層にフォーカスした塾をつくる

相談で最も多いのは、「塾を起業しましたが生徒が集まりません。どうしたら良いでしょうか。」というものです。

これはいくつか理由があって、そもそもターゲットを絞り切れていないため誰の心にも響かない塾が出来ている可能性があります。

例えば、

「小1~中3まで対象 定期テストで30点でも80点まで上がる 総合進学塾 戸高塾」

という塾と

「県立トップ○○高校進学を目指す人のための塾 戸高塾」

だったらどちらに入りたいでしょうか?

もちろん後者ですよね? 前者はある意味小1~中3全員を対象にしているので、何の特徴もないわけです。おそらく成績はどちらかという成績下位の生徒が多く集まり、騒がしい塾になるだろうという予測します。そして、90点以上を獲れている上位の生徒の保護者は見向きもしないでしょう。

それに対して後者は逆に上位層しか狙っていません。もちろん、そのトップの高校へ進学したい上位層が集まってきますし、そうするとどうなるかというと上位層を目指したい中位層も入ってくるのです。

個人塾の差別化のコツは何かを捨てること

差別化とはある特定の層にフォーカスすることで、逆に言えばフォーカスした層以外を捨てることです。

どうしても起業すると集客に不安があり、どんな生徒にも来てほしいと思うのは非常によくわかるのですが、それだと誰も入りたいと思わない、魅力のない塾が出来てしまうのです。

これから起業を考えている方はご自身の塾をそういう人向けの塾にするのかを考えて、そこからコースや料金を決めるようにしましょう。

特化するメリット

ある特定の分野に特化するとどうなるのか。

私が主宰している国語・物理専門個別指導LOGIQUEはその名前の通り、国語と物理に特化した塾です。さらに、完全予約制で1対1の個別指導スタイルを採用しました。

その結果、国語や物理を集団授業で受けていても上がらないという悩みを抱えていた方には最適なサービスだと認識してもらえ、そういう方たちから「この塾こそ私が探し求めていた塾だ!」という期待感をもって問い合わせしていただけるようになっています。

また、オンライン指導にも対応しているため、通塾範囲外の方からの問い合わせもあります。今でも東京の生徒さんもいますし、これまでで一番遠かったのはイギリスの生徒さんでした。

大分という地方でもそれができるというのはオンラインの大きな強みです。もし、これが何の変哲もないただの個別指導塾だったら、わざわざ通えない地域から問い合わせや入塾が生まれることはありませんよね。

それが何かにフォーカスするということの強みなのです。

今後、どう生き延びていくか

集客を学ぶ

営業やセールスが好きな先生は少ないです。むしろ憎んでいるといっても過言ではないでしょう。基本的に押し売りはしたくないし、無理やり入塾してもらうようなことも嫌だ。そう思っていらっしゃる方は多いと思います。でも生徒は欲しい。悩ましいところです。

できれば「先生、入塾したいです」と言ってきてほしいですよね。

そうすることで、講師は生徒指導にエネルギーを集中させることができます。ライバルが多い塾業界では、生徒を集めることに時間をかけすぎてしまって肝心の授業だったり、生徒の指導の部分がおろそかになっているケースが多く見られます。

その結果、ますます集客が苦しくなるという負のスパイラルにハマってしまうというわけです。そうならないためにも、ぜひ集客について学び、そのエネルギーや情熱を生徒の成績を上げ、志望校に合格させるために使っていだたきたいと思います。

集客を仕組み化する

「集客の仕組み化」

最近、この言葉をよく耳にするようになった人も多いのではないかと思います。「集客の仕組み化」というのは私なりの解釈で簡単に言えば、「問い合わせから商品が売れるまでの導線設計」のことです。

これを塾で説明すると、

  • ステップ①保護者からの問い合わせをもらう
  • ステップ②体験授業に来てもらう
  • ステップ③季節講座の申込あるいは入塾してもらう
  • ステップ④長い期間、継続して通ってもらう

問い合わせをもらうには何をすれば良いか。体験授業を受けてもらって入塾してもらうためにどんな体験授業をするのが良いのか。長い期間、継続して通ってもらうためにどのようなコースを作ればいいのか。

これを各塾の強みを活かした形で設計できれば生徒集客で困ることはなくなります。逆に言えば、生徒が集まらないのだとしたらこのステップのどこかに問題があるということです。

そこを改善していきましょう。

その他の施策

とにかく宣伝です。知ってもらうこと。

多くの塾さんをみていて、生徒が集まらないと嘆いている塾さんほど広告や宣伝活動をほとんどしていない傾向が高いです。

つまり、集まらない理由は「知られていないから」なのです。

ブログを書いたり、プリンターで印刷したチラシをポスティングしたり、お金がなくてもやれることはあります。継続して宣伝活動を行っていきましょう。

全体のまとめ

これから独立する場合、自分の考えたサービスがあってそれを売りたいと考える方が多いのですが、生徒・保護者にとってそれが本当に魅力的なのかということは一度振り返って見る必要があります。

大事なのは売れる商品を・サービスを提供するということです。求められているのはどのようなもので、その中で自分の提供できるものが何なのかを考えると成功する可能性は高くなります。

もし自分はこういう塾をつくりたいけど、意見を聞きたいなどの相談をしたい方はぜひオンライン相談オンライン面談をご利用くださいね。

 

執筆者プロフィール:
ドリームゲートアドバイザー 戸高 一穂(個別指導LOGIQUE)

学習塾専門のコンサルティングを行なっている戸高アドバイザー。集客に悩む個人塾の経営者を中心に、ご自身の経験をもとにした成功メソッドを提供しています。 集客に悩むことなく、 教える楽しさに集中できる塾講師を多数輩出。

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ドリームゲートアドバイザー戸高 一穂

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