起業の心得:ゲンイチ第8回 プー太郎とプー子 その一

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

友達なんですが、夫婦でアメリカ大陸を旅行してるヤツがいます。
修一と千賀です。30代後半のカップルですから、決して若者ではありません。(笑)彼らのアメリカ旅行は2003年8月にスタートしています。

二人は予備校からのカップルで、かれこれ20年の付き合いです。修一は工学系の大学院を卒業して鉄鋼メーカーの研究室に就職します。きっとその頃、この二人は結婚したと思うのですが、詳細は知りません。(笑)

何がどうしたかわからないのですが、修一は会社を辞めて公認会計士の資格を取ると言い始めます。理工から文系への転進です。(笑)千賀は、「そんなこと言い出すかなぁ?いいよ」と言って彼が資格を取るまでの2年間、彼をその細い腕で食わせます。

資格を取った彼は監査法人に勤めるのですが、その安定した生活も辞めてしまいます。修一「千賀、辞めよと思うねんけど…」千賀「そんなこと言い出すかなぁ?って思ってた。いいよ」。そして、彼はベンチャーキャピタルに転職します。3年ぐらい前ですかね。僕との出会いはその頃です。

そして、久々に東京で会って、修一「僕、今の会社辞めて千賀と一緒にアメリカ放浪の旅に出ます」

僕「何しに?」

修一「ブラブラ」

僕「いつまで?」

修一「わかりませんが、2年ほどかな…」

 

修一が千賀にこのプログラムを提案した時、千賀は「そんなこと言い出すかな?って思ってた。いいよ」って。

 ~~続く~~

★南北アメリカ二人旅
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