起業の心得:ゲンイチ第21回 売れるもんならゴミでも売ってしまう上海パワー」

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

よしだは、上海ではいろんなもんに凝っています。一時は市場フェチでした。(笑)野菜にお肉に魚に乾物にっていう普通の市場から虫の市場、花の市場、泥棒市場に偽モノ市場、骨董市場、家具市場まで。どれもおもしろいです。それに公園も。朝早く行くと小鳥の散歩が見られます。(笑)散歩といっても籠の中ですが、自分の鳥を持ち寄って、公園の中の木々に吊るして鳴き声を競っているんです。後は太極拳の集団、社交ダンスに剣舞、体操?朝の公園は大変なことになっています。(笑)

そして、今回は露天商に注目してみました。同行したのは若き起業家、植村君。彼は学生ベンチャーで移動販売のコーヒー屋さん「Benetutto」(ベネトゥット)の全国展開を目論んでいます。(笑)それもあって、今回は露天商です。一日町を歩くといろんな露天商に出会えます。屋台はほとんどが焼き物、揚げ物、蒸し物です。上海風お好み焼き、煎餅(チェンビン)から揚げパン、油条(ヨウティアオ)、小籠包、○魚串(ヨウユウチュアン)、焼き餃子、鍋貼(コーティエ)もあります。新疆・ウルムチから来たらしい中近東風のお兄ちゃんが、マトンを焼き鳥みたいに串で焼いていました。羊肉串(ヤンローチュアン)。これがうまかったです。ポカポカ公園で野外散髪屋さんもいます。今回増えていたのは血圧計屋さん。5角(1元の1/2)で測ってくれます。なんで測るのかがよくわかりませんが(笑)。ミシンを台の上に置いた「直し屋さん」。直し屋さんと言えば、自転車、傘、靴、これら直し屋さんも露天です。これはビックリ!ネールアートの屋台がありました。お客さんのお嬢さんが片言の日本語が話せて、ネールアート10本で50元ですって。まったく日本と同じツケヅメに書いていました。後、これも今年になってからかな?ダンボールに入れた子犬を売っています。上海は大型犬を飼うと税金がかかるのと、市内は散歩が禁止なので小型犬が人気です。その横では金魚も売っていました。CDやDVDも露天です。雑貨は当然、新聞、雑誌も露天です。露天商のみんなは明るくって、元気があって、したたかで、なんでも売ってしまうエネルギーがあります。箱の上にネギを3本置いて売っているおばあさんがいました。3本売ってどうなるのか知りませんが…(笑)でも売っています。

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