輸入ビジネスで年収1000万円を目指す初心者が直面する3つの壁

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 茨木 一仁

今、もしあなたが輸入ビジネスで起業する予定だとしたら、その前にぜひこのコラムを読んでほしいと思いながら書いています。

私はインテリアや雑貨を輸入卸する貿易事業と、国際ビジネス・貿易商談サポートをするコンサルティング事業をしています。私が支援した方には未経験から1商品の輸入で年収1000万を達成した方も多くいらっしゃいます。

輸入ビジネスは最初のスタートの段階で成功するか、失敗するかが決まってしまうことが多いです。私はこれまで多くの新規参入者を見てきて、独学で一生懸命がんばって事前準備や商品発掘に大変な時間と労力をかけ、やがて消えて行ってしまうという壁をいくつか見つけました。

今回はその中でも「輸入ビジネスで年収1000万円を目指す初心者が直面する3つの壁」についてお伝えします。

壁①貿易実務の勉強に時間をかけてしまう

よくあるのが、「貿易の仕組み」、「輸入手引き書」のような固いタイトルの本を買って勉強から始めるパターン。そしてインコタームズ(国際商業会議所が策定した貿易条件の定義)を正確に理解しようとしたり、関税について勉強したりする人がとても多いです。

これは「海外とのビジネスで貿易実務は絶対必要な知識である」と漠然と考えてしまうところから間違っています。

「輸入ビジネス」と「国際物流」が同じものであるかのようなイメージを持つ人が非常に多いです。しかし「国際物流」は海をまたいだ「物流」であり、国内の物流を運送業者にお願いするように、国際物流も基本的にフォワーダーと呼ばれる乙仲(おつなか)に丸投げができます。

海外取引先と取引条件の交渉でインコタームズが少し登場するぐらいですが、物流用語を最初からマスターしないといけないことは一切ありません。そして通関の仕組みや関税についても特別に知っておかねばならないことはないです。

貿易実務を事前に勉強して頭に叩き込むよりも、海外から何かをサンプルでも少量でも取り寄せてみる(=輸入してみる)ことをオススメします。実際に何かを輸入してみると全体の流れがわかり、貿易実務に詳しくなくても出来ることが体験的にも分かると思います。

ビジネスが大きくなって国際物流の最適化が重要になった時点で、貿易について詳しくなれば十分です。

壁②「売れている」商品を選んでしまう

「売れる商品」、「売れている商品」をリサーチしましょうと教えている輸入ビジネスのスクールや塾が多いです。確かにその方が日本で早く売ることはできるかも知れません。しかしこのアプローチでは皆同じものを探して、競争、潰し合いが発生します。そして運良くその小競り合いに勝ってその商品を扱えるようになっても、自分が好きなものでなければ長続きすることは難しいです。

私は自分が情熱を注げる商品を取扱うことが最も大切だと思っています。

自分が情熱を注げる商品を取扱うことが最も大切

理由1:メーカーとの信頼関係が構築できるから

どうやって信頼関係を作るのか

それは、メーカーと好きなもの同士になることです。

たとえば、あなたが車好きだったとして、今日初めて会った人も車好きだったとしたら、大好きな車の話で時間も忘れて盛り上がることでしょう。

もしかしたら、次に会う予定も決めてしまうかもしれませんよね。こうして何度も話をしているうちに、何年も関係が続く無二の親友になるなんてことは現実にもある話です。

これは、ビジネスでも同じです。

メーカーといっても相手は同じ人間ですから、時間も忘れるほど情熱を注げるものが同じという共通点があるだけで信頼関係が作れるようになります。

信頼関係が構築できれば、どんどん交流が深まっていくので、メーカーの責任者や担当者が日本での展示会を見るために来日なんてこともめずらしくありません。

逆に、こちらから海外メーカーを訪問した際には、普段は関係者以外立ち入り禁止のエリアにも「ここでこんな風に作ってるんですよ」と見せてくれることもあるんです。

理由2:情熱を注げる商品の深掘りは苦にならないから

好きなブランドやあなたが情熱を注げる商品に出会えたら、きっとあなたはそのブランドや商品のことをもっと知りたくなるでしょう。

趣味に没頭している時間があっという間に過ぎてしまったり、知りたいことをとことん調べていたら気がつけば朝だったっていう経験、あなたにもないですか?

これと同じで、あなたが好きなブランドや商品の知識なら、深掘りしていくことも苦痛に感じませんし、もっともっと知りたくなるはずです。

商品知識はセールスをする際にも必要になってきますから、どうやって作られているんだろう?とか、どうやったら魅力を伝えられるかな?という知りたい欲が湧いてくると思います。

そうなれば、メーカーとのやりとりも増えますので、ますます信頼関係が深まります。

ところが、さほど興味がない商品だと、こうはなりません。ま、特に興味もないけど売れればいっかと思っている程度だと、商品知識を深掘りするなんて元気もなければ、それ自体が苦痛になってしまいます。

理由3:本質的な需要があるから

トレンドや流行りで瞬間的に売れているものと言えば、例えばスマホ関連の商品です。でも、皆さんもご存知だと思いますが、スマホ関連の商品ってどんどん機能やスペックが進化していくんですよね。

新しい商品が次から次と登場して、半年前の商品はもう古くなってしまったり

なので、流行りだけを追いかけて商品を選んでしまうと、ロングセラーとはほど遠くなってしまうのです。

でも、あなたがとにかく好きだと思える商品なら、本質的な需要があります

どういうことかというと、あなたが情熱を注げるほど好きと思えたように、その商品を好きと思える人たち(ファン)が必ずいるということです。

ファンがいる市場に販売するのですから、長期的に成長してくことは容易に想像できますよね。

壁③海外とのコミュニケーション

最近Google翻訳のような翻訳ソフトウエアや翻訳アプリの精度が非常に高くなってきています。ですので理論的には英語が全くできなくても海外メーカーとコミュニケーションをすることは可能です。

しかし例えばあなたのところに拙い日本語で見知らぬ人が連絡をしてきたら、あなたはどう思いますか?多くの方はスルー(無視)すると思います。海外の方も同じです。

でも毎回通訳に頼んで連絡を取っていては、時間がかかるだけでなくコストも大きくなってしまいます。ですのでポイントは『最初の数ヶ月』です。最初のやり取り、特に最初にビデオ会議をやる時には、多少コストがかかっても英語がちゃんと話せる人、もしくは通訳を入れてやるのをオススメします。理想は英語ができるだけでなく商談で交渉ができる人がベストです。

一度しっかり関係ができれば、後はGoogle翻訳や自動翻訳機能を使った英語で大体のやり取りはできるようになります。それと頻繁に英語でコミュニケーションをしていれば、あなたもビジネス英語が分かるようになります。

まとめ:せっかくやるなら「どこに力を入れるか」をしっかり考えて動こう

ここで述べた3つの壁はある1つの共通項があります。それは「登る方法は必ずある」ということです。

どのように貿易を学ぶのかもそうですし、輸入商品を発掘するのも、海外とコミュニケーションするのもすべて少し着眼点を変えるとそれらの壁は登ることができます。起業する時には十分なお金も時間もないものです。その限られたリソースを使って、どこに集中すべきか決めて進ことは経営力を鍛えることに直結します。

輸入ビジネスは軌道にのせるまである程度の時間を要します。しかしその分、一度しっかり流れをつくれば、再現性が高いです。実績が積み上がって行くと、商品発掘、交渉、マーケティング、販売が楽にスムースに展開することができます。輸入する相手先の国やエリア、商品のジャンルを水平展開して拡大して行くことも出来ます。最初にしっかり考えて動くことで自分の大好きな情熱を注げる商品で海外と楽しくビジネスをしましょう。

海外との商談、悩みについて一緒に考えてほしい、何かアドバイスがほしいという人はぜひ無料面談でご相談ください。お待ちしております。

執筆者プロフィール:
ドリームゲートアドバイザー 茨木 一仁(いばらき かずひと)

法人の貿易や個人の輸入ビジネスのサポートをしている茨木アドバイザー。ご自身でも輸入卸を行っており、成功体験から的確なアドバイスをもらえます。聡明かつフレンドリーなお人柄で、ビジネスの力強いパートナーになるでしょう。

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ドリームゲートアドバイザー 茨木 一仁

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