「起業」と「経営」の違いを理解する

経営改善・成長戦略

執筆者: ドリームゲート事務局

「起業」と「経営」はまったくの別物です。初めから両者の違いをしっかりわかっていないと、後々大変なことになってしまいますから、まず始めにしっかりと理解しましょう。

「起業」後、収益が上がった時点から『経営』がスタート

起業とは、新しい事業を始めることです。起業家のみなさんの中には、もしかしたら「儲ける」ことだけを目標にしている方もいるかもしれませんが、「儲ける」「規模を大きくしたい」というのは『経営』です。「起業」と「経営」はまったくの別物で、初めから両者の違いをわかっていないと、後々大変なことになってしまうのです。

当然ながら、起業したらまず取り組むのは収益を上げることです。ビジネスを立ち上げる時に考えるべきポイントは2つ。

  1. 「何をどういう形で誰に売るか」→ ビジネスモデル
  2. 「売るためのロジック」→ マーケティング

ビジネスモデルというのは、提供する商品やサービス寄りのもので、「これはいける!」と思うまで練り上げるべきものです。しかし、良い商品やサービスを提供すれば収益が上がるかというとまたちょっと違って、そこには「売るためのロジック」が必要なのです。ビジネスモデル+マーケティングの両輪が揃って、初めて収益が上がります。ちなみに私はこれを『儲かるしくみ』と呼んでいます(*^^)v。

『経営』は発展性を視野に入れて事業がスタート

起業家の中には、「儲かる」ことをゴールと思っている方も結構いるようですが、儲かれば終わりというのではただの「商売」。『経営』は、収益が上がってからがスタートなのです。儲かったお金を次に何に「投資」するかがわかっていないと、ビジネスは継続的に発展しないということです。実は、創業するときの商品やサービスの値段の決め方ってすごく大切なんですが、ここを間違うと後々「組織化」できなくなってしまいます。

例えば、SOHO(個人事業主)の人がすごく安い値段でサービスを提供できるのは、自分が食べていければいいからですよね。しかしその延長で起業してしまうと、儲かっても人を採用できなくなってしまうのです。人件費が増えれば、いきなり赤字になってしまいますからね。最初から人を雇うことを想定して、商品やサービスの値段を設定していないと、ビジネスは発展していきません。

起業するときから、将来「組織化」してビジネスを大きくしていくイメージを持っていないと、競争力を出そうと、つい安い値段でスタートしてしまいがちです。それでは、後になって値段を上げるというのはなかなかできにくいので、この発想だと一生個人事業で終わってしまうことにもなりかねません。

商売というのは一過性のものですから、儲かればOK!極端に言えば、人を騙してでも儲けた人の勝ちみたいなイメージですが、『経営』というのは継続と発展ですから、発展性がどこまであるかを考えてビジネスをスタートしないといけないんです。ビジネスを長期的に発展させるためには、経営者として取り組むべきことと、その順番をわかっておく必要があります。

『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(サンマーク出版)には、そのあたりのことを書いたのですが、これから毎回、この本の内容を中心に、「経営」についてわかりや~すく、みなさんにお話していうと思っていますので、どうぞお楽しみに♪

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