Vol.1 テーマと見どころをシンプルにまとめるプレゼンスートーリー作りのコツ

営業・マーケティング

執筆者: ドリームゲート事務局

起業家にとってプレゼンテーションスキルは、非常に重要です。自分のビジネスのオリジナリティーやメリットは何なのか、しっかりと世の中に訴えていかなければ、事業を前進させることはできません。まず今回は、プレゼンテーションストーリー作り、話の組み立て方についてご説明したいと思います。

バスガイドさんとプレゼンターの共通点

プレゼンテーション

ビジネスにおいて非常に重要であるプレゼンテーションスキルですが、何も難しく考える必要はありません。手順を追って、当たり前のことを当たり前に実行すれば、誰でも必ず分かりやすい魅力的なプレゼンテーションができるようになります。そこで、最も分かりやすい具体例として、私はプレゼンターをバスガイドさんに例えて考えることをお勧めしています。プレゼンテーションとは、聴き手であるお客さんを「話の旅」に連れて行くようなものです。全ては、プレゼンターのガイドの仕方に委ねられています。あなたがもし旅行客だったとして、どんなバスガイドさんの案内なら分かりやすいと感じ、思う存分に旅を楽しんで、その趣旨を理解することができるでしょうか。それを想像していけば、自然とプレゼンターに求められることが明らかになってきます。

プレゼンテーションの結論と目的、それは「旅のテーマ」

まず、旅には必ずテーマがあります。例えば、「春の房総で自然と触れ合う旅」や「夏の北海道で海の幸を味わう旅」などです。とにかくその旅行でお客さんに何をどのように楽しんでもらいたいのかというテーマがしっかりと決められていて、全ての行程がそれに基づいています。もちろんバスガイドさんの案内もその流れに沿った内容になるはずです。
プレゼンテーションにも同じことが言えます。大切なことは、聴き手である相手に何を一番訴えたいのか、つまり何を理解してほしいのか、さらに話を聴くことによって相手にどうして欲しいのか、ということです。具体的には、「自分のビジネスの将来性を理解して、資金を出して欲しい」とか、「この商品はあなたにとってメリットがあるので是非買ってほしい」あるいは「私のサービスを欲しがっている人がいたら紹介してほしい」などです。これがプレゼンテーションの結論と目的になります。まず、自分がプレゼンする話の立ち位置をしっかりと決めて、それに基づくようにストーリーが展開していかなければなりません。つまり、旅もプレゼンテーションも相手に最も伝えたいテーマ、メッセージが軸となり、そこから全てが出発していくのです。

プレゼンテーションの論点、それは「観光スポット」

プレゼンテーション

そして、旅にはそれぞれのテーマを堪能するための「観光スポット」が考えられています。
例えば、房総の自然を堪能するなら

「館山で花の美しさを楽しんで」
「白浜で海の景色と風を感じて」
「鴨川で海の動物たちに触れ合う」

といった具合でしょうか。また北海道で海の幸を味わう旅でも同じように最適のスポットがあることでしょう。このようにそれぞれの「観光スポット」を巡ることで、その地方で最も魅力的な旅のテーマをお客さんに堪能してもらうのです。
これと同じことがプレゼンテーションにも当てはまります。プレゼンテーションの結論と目的が、はっきりと決まったら、次はプレゼンテーションの論点を決めていきます。簡単に言うと話のポイントです。これが旅で言うところの「観光スポット」に相当します。つまり、結論、目的を相手に理解してもらうために、何の話をすれば良いのかをざっくりと大きく捉えて考えていきます。
例えば、ビジネスプランの魅力を訴えて、資金調達をお願いするなら、

「なぜ自分ならこのビジネスができるのか」
「このビジネスの面白さはどこにあるのか」
「将来的にこのビジネスが儲かる展望」

という論点はどうでしょうか。
プレゼンテーションの内容を考える時に、すぐに具体的な詳しい内容を細かく考えてしまう例を非常に多く目にします。しかし、それでは輪郭がはっきりとした分かりやすい話にはならず、ただ箇条書きを上から並べたような長いだけのプレゼンテーションになってしまいます。まずは、相手に結論を理解してもらい、目的を達成するためには、一体どういうポイントで話をしていけば良いのか、ざっくりと大きく捉えていくことが大切です。そのことにより、自分自身の頭の中でポイントが整理されますし、自分自身の考えがすっきりとまとまっていれば、話をする時にも相手に伝えやすくなってきます。そして、それぞれの論点が決まれば、あとは論点ごとの具体的な内容を詳しく考えていき、ストーリーを完成させます。
このようにプレゼンテーションを旅になぞらえてシンプルに考えると取り組みやすくなってきます。是非、一度試してみてください。

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