学生から起業・独立 Vol.1 学生起業って?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
学生起業家と言われる人が、多かれ少なかれ最初にぶち当たるのが、この勉強と仕事の両立ではないかと思います。

 はじめまして!の方ははじめまして。そうでない方はご無沙汰しております。ニードフォーチェンジのたなかかつあきです。今回、ファーストナビ、学生起業家部門を担当することになりました。

「おまえ、もう学生じゃないやん!」

  というつっこみがたくさん聞こえてくるのですが、それは、学生起業家としてどうだったのか?今の学生起業家に対してどう思うのか?などが話せるかな、とい うことでご了承ください。今回は第一回目として、これからどういった話を進めていきたいと思っているかをご説明します。

・学生起業家ってそもそもなんですか?
・学生で起業する、っていうけどほんとにそれって起業なの?
・学生で起業するからこそのいいこと
・学生で起業するからこそのよくないこと
・学生起業家から「普通の」起業家になるってこと

こんな話を進めていきたいと思っています。

  学生起業家という言葉が、少しは世の中に聞こえるようになったのは、つい最近のことです。しかし、僕が起業をした2000年ごろは、学生というよりも 「20代で起業をすること」があまりにも珍しすぎた時代です。ただの冷やかしにもとらえられない時代だったと思っています。それが、今はそういった決して 良くはないイメージも、ある程度はなくなり、理解していただける方には理解していただける起業家の一分類になったのではないかなと思っています。

 学生で起業をすることを単純に考えてしまえば、なによりも「学生の本分はどこにいってしまったのでしょうか?」ということになると思います。

  僕自身が起業したころ、もともとお世辞にも学校で授業をしっかりと受けるような学生ではありませんでした。部活動のために毎日学校に行ってはおりました が、あくまで勉強のためではありませんでした。それが起業をして、さらに拍車がかかるわけです。部活動と起業と勉強。三つとも両立するなんてことは、今 思っても(もちろん、当時でも)、あり得ないことで、そんな中途半端なことはできないと思ってしまいますよね。

 たぶん、学生起業家と言われる人が、多かれ少なかれ最初にぶち当たるのが、この勉強と仕事の両立ではないかと思います。

  ここですっぱり、「起業という新しい道を見つけたから勉強は必要ない」と言い切れてしまうのも起業家。「勉強しながらでも起業をしたい」というちょっと欲 張りな考えも起業家。決してどちらかが必ずいい、というわけではないですが、僕の個人的な意見でいえば、『学生起業家だからこそ両立を目指すやり方』もア リではないかなと思っています。

 もし、それが会社員だったら、両立という言葉に、『経済的』という負担がでてくることでしょう。

 学生だから、ある程度の経済的負担を考えずに、自分の思うように思うだけ行動していけるのではないでしょうか。ちょっと普通と違うのがこの「学生起業家」です。

 これから、「学生起業家」のいろいろな側面をお話できればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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