Vol.3 お客様に刺さるポイントを!自己満足にならない宣伝広告

営業・マーケティング

執筆者: ドリームゲート事務局

前回は自店の“そ そる”ところを見つけて、それを自分の得意技で見込み客に伝える、というお話をしました。自店の“そそる”ところはどこでしょう?そしてそれを表現に落と すためにキャッチコピーをつけてみましょう。

 

キャッチコピーの考え方とカテゴリの分類

 基本的にキャッチコピーは自店の“そそる”ところをダイレクトに表現すれば良いですが、考えすぎて迷宮入りしてしまう人を多く見かけます。そんな 人は、簡単にカテゴリで分けていく方法がよいでしょう。具体的には、「地域」「料理の種類(特徴)」「ターゲット」「雰囲気」「それ以外のサービス」「受 賞暦」など、カテゴリから一つずつ語句を選んでいき、その項目を“そそる”順に並べていきます。検索に引っかかりたいキーワードを羅列していく、WEB検 索の考え方にも似ていますね。

 例えば、地域=田町、料理=大阪お好み焼きと鉄板焼き、ターゲット=会社員男女、雰囲気=昭和初期の内装でわいわい、それ以外のサービス=鉄板焼 きパフォーマンス、このようなお店であれば『田町駅から徒歩1分、パフォーマンスも楽しい大阪鉄板焼きを昭和の雰囲気で』といったキャッチコピーになりま すね。

 

お客様が支持する“そそる”箇所とは?

 

 執筆にあたって口コミサイ ト、東京グルメ総合ランキング上位店(2006年7月1日調べ)のキャッチコピーを調べてみました。すると面白いことに、店舗が発信しているキャッチコ ピーの他に、雑誌やWEBサイトの取材文に掲載されているものや、口コミで伝わっているときに使われているキャッチコピーも掲載されていました。下記にそ の両方を掲載してみます。

1位 分けとく山
 

(店舗でつけたキャッチコピー:以下キ)日本料理

(口コミのコピー:以下口)日本料理界に新風を吹き込んできた野崎洋光氏の店

 

2位 吉兆

(キ)都会の喧騒の中、そこに幽玄の世界が広がります

(口)懐石料理の最高峰

 

3位 ブランジェリ・タケウチ

(キ)ワインや料理に合うパン

(口)ワインに合うパン

 

4位 せがわ

(キ)定食

(口)大食いマニアの最終兵器

 

5位 天龍菜館

(キ)広東田舎料理

(口)広東人のおじさんが一人で切り盛りする、マニア向け中国料理

 

6位 釜めし むつみ

(キ)新鮮な素材と共に一釜、一釜、真心こめて炊き上げます

(口)浅草で愛され続けて34年 びっくりするほど美味しい釜飯

 

7位 ボン・ヴィボン

(キ)南欧料理をお楽しみください

(口)本当に気持ちよい接客

 

8位 維新號 甬江

(キ)素材と確かな技

(口)甬江流域の寧波に伝わる斬新な中国料理
 

9位 今半

(キ)イキなインテリア ゆったり食事を楽しむ空間

(口)塩で食べる牛舌しゃぶしゃぶ

 

10位 エヌ・ルトゥール

(キ)北海道の旬の食材を活かすフレンチベースの創作料理

(口)すばぬけておいしいフレンチ

 

11位 バー 石の華

(キ)落ち着いた空間でゆったりとしたひとときをお過ごしください。渋谷駅から徒歩5分です。

(口)日本一のバーテンダー石垣氏の店

 

12位 山形田

(キ)山形のおいしい蕎麦を「東京の人にも食べていただきたい」と山形市商工会議所青年部有志が オープンさせた店

(口)こしのしっかりした香り高い茶色い田舎そば

 

13位 太助寿司

(キ)寿司 出前迅速

(口)腕とネタは確か リーズナブル

 

14位 タッポスト

(キ)ナポリピザ

(口)狭くてがやがやしていて日本一美味しいピザ屋

 

15位 こなから

(キ)老舗が生みだした創作おでん

(口)無敵のおでん

 

16位 チャイナハウス龍口酒家

(キ)薬膳料理

(口)文句なくうまい変態中華 究極のおまかせシステム

 

17位 チャイナハウス龍口酒家

(キ)薬膳料理

(口)幡ヶ谷駅ビル 文句なくうまい変態中華 究極のおまかせシステム

 

18位 白河そば

(キ)立喰いそば店 ひもかわうどんと手作りカレーの店(そばも有り)

(口)立ち食いそば屋の値段でも味でもない名店

 

19位 メープルハウス

(キ)独自の調理法 サクサクシナモンシュー

(口)美味しいシュークリーム

 

20位 Barancetta

(キ)中目黒の大人の隠れ家イタリアンダイニング

(口)大人のデートにお勧めの店

 

 ここまで見た人は、すでおわかりと思いますが、お金をかけてチラシやショップカード・ホームページを作っても自店の良さをアナウンスできなければ 意味がありません。上位ランキングに名前のある店舗ですから、比較的お客様の求めるものをアナウンスできている気はしますが・・・。

 もう一度どこが本当にお客様にとって“そそる”ポイントなのか考えてみてください。

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