アイデアは誰にでも思い付くことができる

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
アイデアを発想す るのは至難の業では?いえいえ、決してそんなことはありません。アイデア発想法というものが、ちゃんとあるからです。

アイデア発想法

 世の中には、次から次へと面白いアイデアを口 にする人がいるものです。こういう人のそばにいると、「ああ、アイデア発想なんて、自分にはとても無理だ」と、落ち込んでしまったり、あきらめ気分になっ たりしませんか? しますよね? でも、しちゃあダメ!

 実はアイデアなんて、誰にでも思い付くことができるのです。ここでいうアイデアと は、「今までに他の人が思い付いていないことを思い付くこと」だと思ってください。

 それこそ至難の業では? いえいえ、決してそんなこと はありません。アイデア発想法というものが、ちゃんとあるからです。それを知り、身につけることができれば、自分でも驚くほどにさまざまなアイデアを浮かべる ことができるようになります。日頃からアイデアマンと呼ばれるような人は、そういった方法を体得していて、さらに、アイデア発想の視点で物事を見たり聞い たりしているから、山ほど面白いことを提示できるのです。

 

○ほど面白いこと

  例えば、私は今、「山ほど面白いこと」と書きましたよね。「山ほど」とは、言うまでもなく、「膨大な」という意味です。では、意味を残したまま、山の部分 を言い換えることはできないでしょうか? 「○ほど面白いこと」というように。

 数量の多さに目をつければ、「星の数ほど」なんて言います ね。蓄積されている状態に目をつければ、「売るほど」とか「腐るほど」とかも言えます。このへんは常識です。ここから先が重要。もっと違う言い方はないの か、もっと魅力的な言い方はないのか、もっと説得力のある言い方はないのかと、頭を捻ってみてください。つまりここからがアイデア発想の領域です。

  面白いたとえや新しい言い回しが見つかりましたか? 見つからなかった、という人もいるでしょう。そういう人は、次の3つのうちのどれか1つか2つ、ある いは全部が欠けているはずです。(1)どうしても見つけたいという気概 (2)見つけ出すための方法 (3)山に代わる言葉に関する知識。どうですか? あなたは、この3つとも持っているでしょうか?

 

強い目的意識と一定の知識

  今後、機会あるごとにアイデア発想法について説明していきますが、実は方法だけを知っていても、いいアイデアは浮かびません。「このテーマでアイデアを思 いつかなかったら後がない」というくらいの強い意欲が必須です。そういう意識が、脳の奥に眠っている記憶や知識を引っ張りだします。とはいえ、そもそも脳 に知識が入っていなければどうしようもあません。「山ほど」を「カレイ(魚)の卵ほど」と言い換えることができるとしても、カレイが膨大な卵を生むことを 知らない人には、その言い換えは思い付きませんよね。

 誰にでもアイデアを見つけ出すことはできます。ただし、そのためには、強い目的意識 と一定の知識、そして、その知識を効果的・効率的に目的につなげるための発想法を持っていることが条件です。まずはこの事実をしっかりと認識してくださ い。ではまた

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