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「助成金・補助金」活用のススメ

公開日:2013/10/31  最終更新日:2018/12/25

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「創業前や創業当初は資金調達に苦労した。」「創業当初はできる限り余裕資金を確保していた方がよい。」
事業者の方に創業時の苦労について伺うと、多くの方からこのようなお答えをいただきます。創業準備中のみなさまの中にも、資金調達でお悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

創業資金の調達方法としては、自ら蓄積した資金(自己資金)、親族・知人からの出資金や借入金、金融機関からの借入金などが一般的でしょう。また、事業開始後の資金繰りに余裕を持たせるには、日本政策緊急公庫の「新創業融資制度」などを利用する方法もあります。新創業融資制度は事業開始時だけでなく、事業を開始してからの事業資金についても無担保・無保証人で融資を受けられるのがメリットです。もし、融資以外の方法をお考えになるなら、「助成金」や「補助金」の活用を検討されるとよいでしょう。

助成金・補助金は国や地方公共団体などが施策に基づいて行う支援制度で、原則として返済不要の資金です。種類ごとに支給条件や申請時の手続きが細かく決められているので、多少の手間や時間はかかります。しかし、返済の義務がないという資金を手にできるのは大きなメリットと言えるでしょう。

助成金と補助金を上手に活用するには、両者の違いなどもしっかり把握しておくことが重要です。たとえば、助成金の多くは労働者を雇い入れるときや福利厚生を充実させるときなど厚生労働省が管轄する雇用分野のもので、一定の要件を満たしていれば原則、支給されます。

一方、補助金は経済産業省管轄のものが多く、申請に必要な条件を満たしていても審査に通らないということも少なくありません。中小企業基盤整備機構が発表している創業補助金(創業促進補助金)の2012年度の採択結果をみると14,000件を超える応募に対し、採択されたのはおよそ6,300件でした。

また、多くの補助金が後払いになりますので、一旦は資金を用意する必要があります。さらに、補助金の申請期間は数回に分けられることもありますが、限られた期間に提出書類を適切に作成しなければなりませんので負担を感じることもあるでしょう。

しかし、返済義務のない資金を手に入れるためには、負担感はあるとしてもできるだけ早めに申請することをおすすめします。先ほどご紹介した2012年度の創業補助金の採択率を3回の募集時期に分けてみると、早い時期の採択率が高い傾向がありました。

2012年度全体の採択率は44.5%ですが、第1回は83.1%(採択件数/応募件数=539/649)と高く、第2回は75.9%(1,920/2,532)、第3回になると35.0%(3,840/10,984)に低下しています。一概には言えませんが、早い時期に申請した方が採択率が高いという傾向は、2013年度にも認められました。申請の意思がある方は、締め切りに間に合わなかったというミスを防ぐためにも早めに申請するとよいでしょう。

助成金や補助金の申請は初めての方や手続きに慣れていない方にとっては難しく感じられ、面倒になるかもしれません。しかし、公的な助成金や補助金はネットなどで紹介されているだけでなく、電話による問い合わせや中には説明会で詳しく知ることもできます。

また、助成金・補助金は世の中の情勢に応じて新しく始まったり、改廃されたりすることが多いので、新しく正確な情報を入手することが重要です。助成金や補助金を調べるには、中小企業基盤整備機構のホームページにある 「資金調達ナビ」 などが便利でしょう。さらに、各地方公共団体にも独自の助成金や補助金がある場合もございます。一度、相談窓口に問い合わせてみるのはいかがでしょうか。


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