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ビジネスプランに“感動”を

公開日:2013/10/31  最終更新日:2018/12/25

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私が家族でよく利用する客席数30席ほどの焼き肉店は、予約なしでは食べることができない人気の店です。上質な肉を安い値段で提供しているので人気があるのは当然なのかもしれませんが、お客さまに感動を与えることも商売繁盛の秘訣だと感じました。

その焼き肉店で、妻がジュースの入ったグラスを床に落として割ってしまったときのことです。若い従業員がおしぼりを手にすばやく駆けつけ、最初に発した何げない一言。

「おケガはありませんか?」

そして、店は満席で忙しいのに、別の従業員と一緒に割れたグラスを大急ぎで片付け、新しいジュースをだしてくれました。

店主がそうするように教育しているのかは分かりませんが、心のこもった接客にとても嬉しくなり、この体験を友人に伝えました。店の評判というのは、こういったことからも広がっていくのだと思います。

ジュースのグラスを床に落とすというアクシデントは、いつ起こってもおかしくない飲食店での日常的な出来事です。しかし、その状況で「ただ片付ける」ことだけに専念するのではなく、「こぼしてしまったお客さまの気持ちに寄り添う」姿勢を大切にしていたために、アクシデントの後の対応が記憶に残る感動的な出来事となりました。

心をこめる商売には、様々な形が考えられます。美味しいものを安い値段で提供することも飲食店において大事なことであり、また、求められていることでもあるでしょう。しかし、どんな状況になっても居心地良く過ごすことができるという安心感は、再び訪れたいと思わせる十分な動機となります。

夢の国とも言われる日本を代表するテーマパークは、忘れ物をした人への対応がきめ細やかであることでも有名です。来場者数の多いテーマパークであれば、忘れ物の件数も多いことでしょう。しかし、お客さま一人一人にとって大事なものであるということを認識し、一つ一つの忘れ物の問い合わせに丁寧に対応しているため、感動を与える話として多くの人の心に残っているそうです。

また、一流と呼ばれる宿泊施設では、お出迎えの姿勢の素晴らしさが話題に上ることがよく見られます。他の宿泊施設ではおざなりにされがちなシーンを大切にし、「こんなおもてなしをしてもらえるなんて」とお客さまに感動を与える一場面を作り出しています。

どんな業種であっても、お客さまが足を踏み入れたときからお店や施設を後にする最後の一瞬までの間に感動を与える機会を探すことができるのではないでしょうか。

これから起業をお考えのみなさん。
ビジネスプランを立てるうえで、資金計画や売上予測が重要であることは言うまでもありませんが、お客さまに感動を与えるために何をするのかということも、加えてみてはいかがでしょうか。感動を与えられる良いプランを立てることができたときには、ぜひ日本政策金融公庫の国民生活事業で扱っている新創業融資制度をご活用ください。


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