雇用保険でのよくあるトラブル

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

雇用保険は保険料が比較的高くないことと、失業給付の認知度が高いため、社会保険と比較するとトラブルは少ないように思いますが、やはり多いのは未加入問題です。

 雇用保険の加入義務を満たしていたにも関わらず、会社が手続きを怠っていた場合、最大2年に遡って雇用保険に加入する必要があります。1、2か月位なら変わらないだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その1、2か月の期間が不足していたために、失業給付の給付額が減ったり、受給できないというケースが発生します。

 また、こちらは離職後の従業員の問題ですが、失業給付をもらいながら他にアルバイトを行っていたり、全く求職活動を行っていない等、不正が発覚した場合には受給した失業給付の3倍の額を返還しなくてはなりません。なお、失業給付を受給し終わるまで雇用保険に加入させないで働かせるなど、会社が不正受給にかかわると会社も従業員と同様に3倍額の返還を求められることがあるので注意が必要です。

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

無料で始める