Vol.15 社長VS営業 ギャップが起こるのはなぜか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
1000人の経営 者・営業担当者を対象に営業現場の実態調査を行ないました。数字の中から現在の営業組織が抱える問題点を分析しています。自社の営業力強化にぜひお役立て ください! (アンケート調査:株式会社カーナープロダクト) 

 

Q、あなたが売っている商品・サービスは10年後も存在していると思いますか?

 

 経営者・営業管理職 —– YES 27.0%  NO 11.4%  どちらとも言えない 61.6%

 一般営業社員 ———- YES 41.6% NO 22.4%  どちらとも言えない 36.0%

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【10年後には存在しない?】

 10年後も必要とされる物を売っているのか?という問いに何と経営・管理者の61.6%がどちらとも言えない(わからない)と答えています。景気 が回復に向かっているとはいえ、まだまだ先行きの見えない経営者が多いのかもしれません。

 しかし逆の見方をするなら 「存在しない」「わ からない」と考え、事業全体を見直す危機意識の多い経営者が多いと言うことになります。いずれにせよ、かつてないほど変化が激しく、スピードの早い世の中 で「翻弄されないよう」ビジネスを行なっていく必要があるということではないでしょうか?

 

 

Q、ノルマや成果主義は必要だと思いますか?

 

 経営者・営業管理職 —– YES 66.4% NO 13.3%  どちらとも言えない 20.3%

 一般営業社員 ———- YES 77.5%NO 21.1%  どちらとも言えない 1.4 %

 

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【 ノルマや成果主義は必要か?】

 結果を見ると、経営者の66.4% 一般営業社員の77.5%が成果主義に肯定的な意見を持っていることがわかります。実に一般営業社員の8割近 くが、成果主義に肯定的なのは特に注目に値します。ノルマを課せられることは、決して気持ちのよいことではありません。責任が大きく、強いストレスを感じ るものです。しかし、それでも多くの営業社員が成果主義に賛成なのは、適正で正当な評価を望んでいると言うことなのでしょう。

 営業をやるからには「成功したい」「将来に役立てたい」という前向きな意識が、一般の営業社員にも浸透してきたということなのです。自 社に合った、評価制度を構築し社員の「やる気」を引き上げるマネジメントを行っていきたいものです。そうしなければ、優秀な営業担当者は、組織のひずみに 気がついて、離れて行ってしまうことでしょう。

 

まとめ

 いかがでしょうか?改めて数字で知ると、共感する部分、「はっ」とさせられる答え、耳の痛い情報が多々含まれていたのではないでしょうか?こうし た客観的な把握が営業力強化の強い動機付けとなり、新たな取り組みを生み出すのです。皆さんも自社の実力を正確に把握する取り組みを行なってみてはいかが でしょうか?

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