助成金 Vol.9 障がい者の雇用改善に役立つ助成金

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
掲載日:2010年4月6日
 

今回御紹介するの は「ヤマト福祉財団 障害者の働く場応援プロジェクト」です。 障害者を雇用されている、授産施設や作業所では、「なかなか収益があがらない」、働いている障がい者に給与を支払っているが、現状では月額1万円がやっ と。 そんなあなたが、本気で障がい者の自立を考えて、給与を月額5万円以上支払いたいと考えているのであれば、経営コンサルタントを定期的に派遣して、事業改 善を一緒に考えてくれる制度助成があります。それが、今回、ご紹介する「ヤマト福祉財団」の「障害者の働く場応援プロジェクト」です。
※毎年4月頃募集開始

「応募資格は、何があるの?」

 下記の条件をすべて満たすことが 必要です。
・日本国内の小規模作業所(無認可)、小規模通所授産施設、授産施設、NPO法人など。雇用している障がい者に月額5万円以上の給料 を支払う強い意志を施設責任者が持っていて、それを確認できること。
・毎月1回、派遣する経営コンサルタントが参加する会議(原則として担当職員 全員参加)
 を開催すること。
・インターネットが使用できる環境にあり、エクセルとワードが使用できるパソコンを保有していること。
・ 取り組まれた内容や成果をヤマト福祉財団主催の研修会や講演会、もしくは事例集などで発表することを了承すること。
・一部負担金として、月額 15,000円を拠出できること(計18万円)
・助成開始から1年後にアクションプラン(事業計画)作成の進捗状況とその成果を報告
 す ること。 

「具体的には何を助成してくれるの?」
・今回はお金ではありません。これは、障がい者に月額5万円以上の給与を支払え る収益基盤を作成するために経営コンサルタントが定期的に訪問して指導を行います。そして皆で作成したアクションプランに基づき、自ら行動して収益構造を 改革して、目標である、「月額給与5万円以上」の実現を目指すためにアドバイスをしてくれるです。
つまり、金銭ではなくて、コンサルタントの派遣 への助成になります。
 

「応募するにはどうするの?」

 一次審査は書類選 考。「指定用紙の申込書」と論文を併せて郵送で送ること。
論文の内容は、「障害者の働く場づくり応援プロジェクト」への参加動機、「障がい者の
給 料アップに対する思い」を書いてください。尚、論文の形式は問われておりません。あなたの心の底から湧き上がる熱い、熱い思いを原稿にたたきつけてください。

 

書類応募先

〒104-0061
東京都中央区銀座2丁目12番15号
財団法人ヤマト福祉財団「障害者の働く場作り応援プロジェクト」係宛
・書類選考結果通知:郵送による結果通知
・二次審査:面 談(担当者が訪問します)
・参加団体決定:郵送による結果通知
http://www.yamato-fukushi.jp/works/workplace/
 

「選ばれるためには、どうするの?」

 採択 される団体は全国で3団体になります。本気で行う姿勢、そして応募者である責任者の熱い思いが伝わるのか?がポイントになります。プロジェクトで取り組み たい事業をきちんと具体的に申込書に具体的に記入する。現在、なぜ、月額5万円以上の給与を支払えないのか?を自分で分析できているのか?が最低ラインに なります。あとは「論文」です。そして、この一次審査を通過しましたら、二次審査の面談があります。ここでも、自分たちの熱い気持ちを伝えてください。

◆ 今回のこの助成事業は自ら動くことが必要です。派遣される経営コンサルタントは助言などの支援を行いますが、具体的に行動するのは「あなた」です。この事 業を利用して目標を達成できるかどうかは、すべて、「あなたしだい」高く、崇高な気持ちを持って、応募してあなたの夢を実現してください。

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