あなたは学校以外で語学を学んだことがありますか? 恐らくほとんどの人が、英会話学校、テレビ・ラジオ、本、CDなどで語学の勉強をされた事があるのではないでしょうか。我々日本人は、学校教育以外にもさまざまなかたちで語学を学習してきています。矢野経済研究所が発表した調査データによると、現在の日本の語学ビジネスの市場規模は5000億円以上であるということです。 また、今後の日本における語学学習ビジネスの行方を占うには、企業内の英語公用語化、グローバル化の進展も念頭に置く必要があります。楽天、ユニクロの社内での英語公用語化など、今後ますます企業内に置いて英語のニーズが高まることが予想されています。また、日本国内での市場成長の鈍化の影響を受け、大企業だけでなく、中堅、中小企業の海外進出も今後ますます盛んになるでしょう。これらの点から、日本における語学学習ビジネスの市場は、今後も十分な市場規模があることが予想できます。
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語学学習ビジネスは今がチャンス

このようなネット・ITを活用した新しいサービスは、利用者が時間・場所を選ばずに学習できるというメリットをユーザーに提供しています。これまでの会話学校などでは、「あらかじめ決められたスケジュールの時間に、物理的に教室まで行かなければならない」という制約があったのですが、ネット・ITの進化により、「時間・場所を問わず」という新たな付加価値が提供できるようになっています。昨今、社会人の間で流行ってきている「朝活」を考えた場合、時間・場所を問わないサービスは、非常に魅力的に映ることでしょう。
小資本・低コストでできるビジネス

語学学習ビジネスはベンチャー向き
①今後も語学学習ビジネスは5000億円規模の市場が見込まれる
②ネット・ITを活用することによって初期投資・経費を安く抑えることができる
③従って、資本の少ない新規参入者でも十分に参入することができる
という環境ができあがっているのです。語学学習ビジネスは古くから存在し、大手企業も存在しますが、その一方で、アイデア・ビジネスモデルしだいでは新規参入者でも大きく発展することができるという非常にチャンスの大きい業界であると考えられます。
~コーヒーブレイク 英語上達の秘訣~
(1)発音なんて気にするな
中学から10年以上英語を勉強してきている我々日本人は、なぜ英語が話せないのでしょう? その最大の理由は、日本人が完璧な発音を求めるが故に、発音が完璧でないと恥ずかしくて話さないということが挙げられると思います。しかし、本当に発音をそこまで気にする必要があるのでしょうか? 例えば、私たちは、日本語を話す外国人の発音を気にするでしょうか? しないですよね。外国人がしゃべっているので、発音はおかしくても当然という考えですよね。ネイティブの人が我々を見る目もそうなのです。加えて、現在英語のコミュニケーションの3分の2以上は非ネイティブ同士の会話であるという調査もあります。英語上達の秘訣のその1は、「発音なんか気にするな!」ということです。どうせ我々は非ネイティブだし、話す相手も非ネイティブが多いのです。完璧を求めても仕方がないのです。コミュニケーションは、伝わってナンボ! 発音なんか気にせず話してみましょう!

