Vol.2 業種業態をしぼる

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
皆さんの売りたいもの、やりたいことに当てはめて、業種業態をイメージしてみましょう。

 小売業は、物を売るビジネスですが、「何を売るか」「どうやって売るか」によって、仕組みや環境が大きく変わってきます。今回は、小売業の業種業態について考えていきましょう。

 

業種業態をイメージする

 以下に、業種業態を選定するにあたって、考えなければならないこと、決めなければならないことを図にまとめました。この図を参考に、皆さんの売りたいもの、やりたいことに当てはめて、業種業態をイメージしてみましょう。

 

常に業種業態の見極めが大切

  小売業では、他の業種のビジネスモデルにあたるのが業種業態です。最初は小型店を出すということが多いと思われますが、そのうちに、「その店舗で売り上げ を上げていく」、「店舗面積を拡大していく」、「業態を変えていく」、「店舗数を拡大していく」など営業戦略を選択する場面に遭遇するでしょう。

 しかし、どのような戦略を取ったとしても、スペシャリティを持っているのが専門店です。スペシャリティを維持するためのポイントとして、以下のことが考えられます。

・定期的に今の業種業態でいいのかという見つめ直しをしていく
・第三者に診断してもらう
・お客様にアンケートを取って声を聞く
・よく売れている業態や、売れていない業態を調査しに行く
・数字で分析する(売り上げを週間単位で追っていくと、悪化していく傾向が発見できます)

 今の状態で満足してしまうと、お客様のニーズに取り残されていく可能性があるのが小売業です。改善遅れになってしまうと、そのビジネスから撤退せざるを得ない状況に陥るか、別個に新しい業態を作る必要が生じるなど、取り返しのつかないことになってしまいます。

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