自分ブランド確立で1人勝ち!  ゼロから1億円プレイヤーになる秘訣、教えます。 Vol.6

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

<第6章>Positioningチェック

 それではここまで行って来た内容でポジショニングを決めたら、
 具体的に提供する商品・サービス化を行います。

 ポジショニングチェック事項として以下の内容を検討してください。

 1:フロントエンド・バックエンド商品と名前
 2:商品・サービス価格
 3:流通ルート
 4:必要客数と客層
 5:ミッション
 

 1:フロントエンド・バックエンド商品と名前

 ポジショニングが決定したら商品・サービス化を行います。

 ここではあなたのUSPとBenefitが明確になっており、
 USPがそのままポジショニングに来ている事が条件です。

 そしてポジショニングを元に商品・サービス化を行いますが、
 これは知識・スキルを提供するという視点で前述した内容を
 元に作成していきます。

 「エッジを効かせて専門家たれ!」という事を覚えている

 でしょうか?

 仮にあなたが決めたポジショニングの中で物販を行う状況であっても
 エッジの効いた専門家という存在でその関連情報・知識・スキル
 を無料でも提供していく事が必要です。

 さらにここではフロントエンドとバックエンドと呼ばれる
 商品・サービス内容を用意します。

 フロントエンド商品・サービスとは簡単に言えば、集客商品・サービス
 であり、無料・格安・低価格という価格ラインで提供するモノです。

 バックエンド商品・サービスとは簡単に言えば、メイン商品・サービス
 であり、通常価格・高価格という価格ラインで提供するモノです。

 フロントエンド商品・サービスの目的はバックエンド商品・サービス
 を購入していただくための信用を得る事です。

 そしてベネフィット軸で顧客フォーカスやフュージョンを行ったり、
 USP軸で自分あるいは仲間(競合)の資源を見極めると
 ポジショニングからさまざまな商品・サービスが派生されます。

 特にバックエンド商品はあなたの商品・サービスを買って得られた
 ベネフィットの次に出て来るであろうベネフィットなども検討してください。

 例えば私の例で言えば、大人専門の成功留学コーチングという
 サービスを受けた留学生のお客様が次に叶えたい世界の1つとして
 就職があります。

 その就職を叶えるために企業との橋渡しを行いました。
 それが留学コーチングというバックエンド商品のさらにバックエンド
 商品となりました(この場合は留学コーチングがフロントエンド・
 企業就職がバックエンドという概念でもあります)。

 絶対ではありませんが、ポイントは先にバックエンド商品・サービス
 を創り出す事です。

 その後にそこへ繋ぐフロントエンド商品・サービスは何が良いか?
 と考え創り出す方が効率的ではあります。

 いずれにしてもフロントエンド・バックエンド商品・サービス
 は最低でもそれぞれ1つずつ挙げるようにしてください。

 また仮にポジショニングで他との差別化がどうしても厳しい場合は
 必ずこの段階で商品・サービス化を行う時にはエッジを 効かせる事を忘れないでください。

 ポイントはポジショニングあるいはアクシス(軸)の要素に
 キーとなる業界の要素や他業種の要素などをプラス出来ないか?
 マイナス出来ないか?考えてみてください。

 戦略とは選択と集中です。

 選択とは他を捨てる事でもあります。
 ポジショニングという選択をしてその商品・サービス化を図り、
 そこへ今持っているあなたのエネルギーを一気に集中させていく
 意識を忘れないでください。

 例: プラスの例 カラーセラピー×NLP
 ポジショニング:カラーセラピスト(他との差別化が難しい)
 商品・サービス:NLP(心理学)を取り入れたカラー診断

 * ただし上記の例で言えば、私ならNLPカラーセラピストという
    ポジションを取るとは思います。

 プラスの例
 ポジショニング:ネット輸出入ビジネスコーチ(他との差別化が難しい)
 商品・サービス:ネット輸出入実践英語塾(英語という要素をプラス)

 マイナスの例
 アクシス(軸):サーフィン業界
 ポジショニング:シニア専門SUPアドバイザー(サーフィンから他の要素を
 削りSUPとシニアに絞る)

 マイナスの例
 アクシス(軸):パワーストーン販売
 ポジショニング:ルチルクォーツ専門アドバイザー(パワーストーンから
 他の要素を削りルチルクォーツに絞る)

 またフロントエンド・バックエンド商品・サービス名も
 ここで決めて行きます。

 商品・サービス名はできるだけ分かりやすく想定顧客の
 ベネフィットが伝わりやすいものにしてください。

 ここでは商品・サービス名を付けるいくつかの方法をおしらせします。

 「〇〇(あなたのUSP)で〇〇(顧客のベネフィット)
 になる法則or商品」

 →これは顧客のベネフィットをあなたのUSPで叶えるという
 セオリーに基づいたネーミングです。

 「あなたに〇〇(顧客のベネフィット)をもたらす
 〇〇(あなたのUSP)法則or商品」

 →これも基本的に顧客のベネフィットとあなたのUSPという構成です。

 「〇〇期間で〇〇(顧客のベネフィット)を得る
 〇〇(あなたのUSP)方法or商品」

 →これは顧客のベネフィットを叶える期間を具体的に出せるなら提示
 してあげる作り方です。

 「昔は〇〇(顧客のベネフィット前)で今は
 〇〇(顧客のベネフィット)となった〇〇(あなたのUSP)方法or商品」

 →これはいわゆるビフォー・アフターを示すネーミングでビフォー部分に
 顧客がベネフィットを叶える前を提示して、現在はベネフィットを叶えて
 いる状態を示します。

 これらの例にある〇〇に言葉を入れて、出来るだけ短く簡潔に
 まとめられると最高です。

 長いネーミングでも構いませんが、もっと簡潔に述べたい場合は
 顧客のベネフィットを最優先するようにしてください。

 例:
 銀座まるかんのスリムドカン

 2:商品・サービス価格

 次にフロントエンド・バックエンドの販売価格、
 仕入れ価格(仕入れが発生する場合)を見極めて商品・サービス毎で
 粗利額まで計算しておきます。

 販売価格は極めて重要です。

 Competitor Resource のパートで仲間(競合)の分析をしていた時に
 見つけたライバルの価格帯や仕入原価などを考慮して
 最適な価格設定が必要です。

 1つの目安として粗利率は最低でも50%を目指すように
 価格設定は行ってください。

 仕入原価が50円かかるなら販売価格は最低でも100円に
 設定するという事です。

 粗利率が50%以上ないとその後に支払う広告宣伝費や人件費などを
 まかなう事が極めて難しくなります。

 可能であれば実際に想定顧客と考えられる人に会い、
 モニターとして参加してもらい、何とおりかの価格帯を提示して
 意見をもらうのも1つの方法です。

 その際のモニターチェック質問内容は以下のとおりです。

 この商品・サービスはいくらから高いと思うか?
 この商品・サービスはいくらから安いと思うか?
 この商品・サービスはいくらから高すぎて手が出ないと思うか?
 この商品・サービスはいくらから安すぎて品質を疑うか?

 出てきた商品・サービスごとに競合や原価を踏まえて
 価格設定を行なってください。
 

 3:流通ルート

 さらにフロントエンド・バックエンド商品・サービスの
 流通ルート(仕入れと提供)も検証します。

 あなたの商品・サービスをどのように仕入れて形にし、
 お客様へどのように届けるのか?という事です。

 ここでは仕入れ方法と提供方法に特化して考えてください。

 どのように販売するのか?という事はこの後のマーケティング
 パートで決めて行きます。

次号に続く

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