起業・経営FAQ:自社商品を他社の商品とセット販売する際の契約書について

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

洋菓子店を経営しております。
今回、他でお茶屋さんを経営されている方より、
「自社のお茶と一緒に、当店の焼き菓子を販売したい」との依頼を受けています。

お茶(紅茶等)と当店の焼き菓子を先方が包装をし、先方の顧客に販売する流れです。
当店の焼き菓子は賞味期限が短いので、先方に商品管理を徹底していただくための契約書を用意したいと思っています。

  1. 私どものリスクを回避する為に商品管理や販売の方法以外に契約書に記載すべき項目
  2. 支払い以外に起こりうるリスクや事例について

上記2点についてご教授頂けませんでしょうか。

回答:先方の商品の品質を保証してもらうことや、販売者の表示が適正なものであることを契約書で結ぶと良いでしょう。

この質問への回答者

溝上 哲也(みぞがみ てつや)/ 弁護士法人バリュープラス・特許業務法人バリュープラス
ものづくり・工場経営・生産管理・品質管理の支援を得意とされている、中小企業診断士の方です。大手企業・中堅企業での実績・ノウハウを活かし、製造業をサポートされてらっしゃいます。

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①商品管理や販売の方法に関する項目以外ですと、セット販売する「お茶」について、健康に影響を与えない高品質なものであると保証してもらうことや、販売者の表示が適正なものであることなどの項目が挙げられます。

②店頭で商品をお渡した際に、返品を受けないことを確認したり、焼き菓子の商品イメージを傷つけないように販売したりすることなどです。
また、セット販売するので、お茶の商標と焼き菓子の商標についても、それぞれ他方の指定商品でも侵害しないことを確認しておくべきと考えます。

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