上場予定のない会社の株式を10%受け取ることに価値はありますか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

友人の経営するスタートアップの会社で、取締役にならないかとオファーを受けています。

私の年収は今の仕事より下がってしまいますが、そのぶん10%の株式を受け取れる約束になっています。残りの90%は友人が保有し、上場の予定はないそうです。

10%だと議決権がほとんどないと思うのですが、報酬面から考えて、この10%の株式に価値はあるのでしょうか?

 

回答:株式をもらうより、役員報酬を上げてもらう方がよいでしょう。

この質問への回答者

伊関 淳(いせき あつし) / 伊関行政書士・社会保険労務士事務所
18年間勤務した会社を退職し、独立開業した伊関アドバイザー。そのフランクな人柄と脱サラ経験を基にしたセミナーは大変好評です。脱サラ起業を検討されている方、まずは伊関アドバイザーにご相談ください。

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中小(零細)企業は、役員と株主が一致していることが多いので、じっさいに配当金を受け取れるケースは少ないでしょう。

配当をもらうよりも、役員報酬を上げてもらうのが一般的です。なぜなら、配当金は経費にならないためです。役員報酬は経費になります。そのため、配当金を配るよりも、役員会(≒株主総会)で役員報酬の見直しをすることが多いです。

10%の株をもつことに関しては、将来の上場を見越した場合は効果があるかもしれませんが、現時点で上場を視野に入れていないのであれば、あまり意味のない出資になるでしょう。

また、取締役は株をもっていなくても就任できます。事業の概要や将来性は分かりませんが、10%の株式はいらないので、役員報酬を上げてもらうという交渉のほうが有効のような気がします。

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