起業・経営FAQ:個人事業で従業員を雇った時、健康保険、雇用保険、年金など、何に加入すべきですか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

カフェを経営しています。これまでスタッフを時間給で雇っていましたが、新たに月給制でスタッフを雇いたいと考えています。
健康保険、雇用保険、年金などについて、当店は何を保証すればいいですか?

回答:飲食業の個人事業の場合、雇用保険の加入を検討する必要があります。

この質問への回答者

中野 裕哲(なかの ひろあき) / 起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人・社会保険労務士法人・行政書士法人V-Spirits/V-Spirits経営戦略研究所
『マネーの虎』を見たことで、起業関係の仕事を目指し、現在その分野で活躍中の中野アドバイザー。熱い気持ちと明るく親しみやすい人柄で多くの起業家の支持を得ております。起業時の相談にお勧めです。

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まず、飲食業の個人事業の場合、従業員が何人になっても、健康保険に加入させる義務はありません。ですから、今回、入社される方がご自身で国民健康保険に加入することでOKです。(すでに加入していればそれでOK)

年金も同様で、国民年金にご自身で加入してもらってください。
(すでに加入していればそれでOK)

雇用保険については、既存のパートの方も含め、週の労働時間が20時間以上の方は加入させなければなりません。(ただし、昼間部学生などは除く)

検討しなければならないのは以上です。

あとは雇用の仕方、キャリアプランの立て方によっては50~70万円程度の助成金が支給される可能性があります。

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