Vol.15 高円寺阿波おどりにみる町おこしの手法

経営改善・成長戦略

執筆者: ドリームゲート事務局

東京高円寺阿波お どりは、毎年8月最終土曜、日曜の2日間開催します。
JR高円寺駅南北商店街、および高南通りに設置された9カ所の会場で、約190団体(連)、約1万2 千人の踊り手が、軽快なお囃子を奏で、踊ります。見物客120万人あまりを動員するその規模は、徳島に次いで第2位の規模を誇ります。
阿波おどりは、発祥 の地、徳島に400有余年から続く伝統ある郷土芸能で、この郷土芸能は時代と地域を越え、今や全国に40箇所以上の大会が開催されています。

阿波踊りで商店街おこし

15-2 全国で、夏になると徳 島の阿波踊りを行う商店街が多くあります。
その発祥が、「高円寺阿波踊り」です。

東京高円寺阿波おどりは、毎年8月最終土曜、日曜の2日間開催します。
JR高円寺駅南北商店街、および高南通りに設置された9カ所の会場で、延べ約170団体(連)、約1万2千人の踊り手が、軽快なお囃子を奏で、踊ります。
見物客120万人あまりを動員するその規模は、徳島に次いで第2位の規模を誇ります。阿波おどりは、発祥の地、徳島に400有余年から続く伝統ある郷土芸 能で、この郷土芸能は時代と地域を越え、今や全国に40箇所以上の大会が開催されています。

 

主催者団体:NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会

http://www.koenji-awaodori.com/

〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3-57-10 パルプラザ4階
NPO法人 東京高円寺阿波おどり振興協会
TEL 03-3312-2728 FAX 03-3312-2729

 

なぜ「阿波踊り」か

15-1 高円寺は先の大戦で、焼け野原になり、商店といっても露天で商売をしているようなところがありました。そ のため、焼けなかった中野や阿佐ヶ谷に比べて、経済的や設備などに遅れをとっていました。そこで高円寺の商人は一所懸命に働き、「高円寺は安いと評判を得 て」、大繁盛しました。
しかし、中野や阿佐ヶ谷の商店街が本腰を入れ始めると、お客が戻りはじめてしまいます。

そのころ、「これから若い者の力が必要だ」 と青年部ぼんぼん倶楽部(現まどか会)が発足し、その中で「阿波踊り」を行うことになりました。
「阿波踊り」と決めても、阿波踊りを知っている人はいな く、阿波踊りを踊れる人を見つけて教えてもらったり、徳島に見学にいったりして、覚えるのに苦労したようです。

 

 

裏方の苦労

 1957年から始まった高円寺阿波踊りは、2日間で、踊り手1万2千人、観客 120万の規模に成長しました。

 仮設トイレ24台を用意し、ごみは30から35トンを処理します。これ以外にも会場運営、会場警備などの 多くの人手が必要です。また、広報、企画、資金調達、会計などの年間を通じて行う作業もあり、通年で事務局(常勤)を置き、準備を進めています。

15-3

 これまで東京高円寺阿波おどり大会は、地元の商店街を中心に設立された任意団体「東京阿波おどり振興協 会」が主催し、本協会の主導の下、今日の盛況を見るにいたりました。
しかしながら商店街を取り巻く環境の変化により、商店街のみでこの事業を支えることが 困難になってきました。

そのため、外部の協力者を受け入れやすくする体制が必要と考え、NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会を設立し、運営することに しました。
従来商店街が中心で行っていた時と比べ意思決定や組織運営がスムーズになり、ボランティアも参加しやすくなり、運営としてはうまくいっていま す。今回は、NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会冨澤武幸常任理事の取材協力で作成しました。

 

今回のポイント

 今回のポイントとしては、
1.強いリーダーシップ、
2.先進的アイデアを取り入 れる風土や連帯が強い
などが挙げられますが、特に強いポイントはNPOをつくり、外部の協力を受けやすくしたことです。

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

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