新規事業の業績、10%アップ! / 人材派遣会社

起業・経営課題 事例集

執筆者: ドリームゲート事務局

新規事業の販路拡大がうまくいかない……

葬儀会社は自前で人材を抱えていますが、葬儀が重なった時などは人材派遣会社から人材を調達します。
が、葬儀に携われる人材は特殊な能力が必要なので、事前に訓練を受けた人しか使い物になりません。

九州に本社を置くA社は、受付や司会など、葬儀会社向け専門の人材派遣を行っている会社です。
ニッチな市場に切り込むことで順調に経営を続けてきましたが、A社の経営者であるBさんは、ある新規事業を立ち上げました。
それが、葬儀会社向けの夜間コールセンターサービスの立ち上げです。「ニーズはきっとある。九州以外でもこのサービスを広げていきたい。新規クライアントの開拓を手伝ってほしい」。
2年前、Bさんから持ちかけられた相談は明快でした。
私は、「葬儀会社だけでなく、葬祭関連業界にも目を向けてみては」と提案。そして、賛同してくれたBさんに、大手仏壇・仏具販売企業のC社長を紹介することにしたのです。

信頼感の醸成を優先することをアドバイス

まずはお互いの信頼関係を構築する必要があります。
そこで、
「あなたという人間を知ってもらい、事業を理解してもらうことが大事。その社長に気に入られることから始めましょう」とアドバイス。
当時C社長は、新たに若者が中心となる異業種交流会を立ち上げようとしていました。Bさんはその話を聞き、即断します。「私にその世話人をやらせてください」と直訴したのです。 

実際に、Bさんは異業種交流会の立ち上げをプロデュースし、その後の継続・発展に尽力しました。
その決断力と行動力が気に入られ、C社長の個人的な趣味である茶道にも誘ってもらえるようになったのです。
Bさんは、「新規事業の成否は置いておいても、経営の大先輩から、多くの事を学ぶことができた」と言います。

夜間コールセンターサービスの売り上げ10%アップ!

C社長からの信頼を獲得したBさんは、その後、徐々に業界内外の有力企業を紹介してもらえるように。
結果、夜間コールセンターサービス事業の業績は10%アップ、
クライアントは九州から東京、そして全国に広がり始めています。
今ではC社長経由でつながった仕事が、同社の売り上げの20~30%を占めているようです。

チャンスをものにできる人、できない人。
その違いは、ペイフォワード(先に貢献すること)にあると思います。
私自身も、Bさんというペイフォワードを実践する経営者を紹介したことで、C社長から感謝されています。
「個人的なネットワークでは出会えなかった、大きな縁をいただけた。今後も様々な相談に乗ってほしい」
と言うA社のお手伝いは、今も継続中です。
「まずは先に貢献する」の気持ちを忘れずに、これからも経営者支援を続けていきたいと考えています。

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