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下請けの受託開発のままでは、規模拡大が望めない……

問題点は大きくふたつ。1:顧客と直接取引するためのコアとなる商品、戦略を持っていない。2:下請け的な事業が中心のため、顧客が求めるニーズをうまく把握できていない。そこでくわしく角田さんにヒアリングしてみると、さまざまなIT情報に興味があり、情報をたえず収集している。また、クラウドに興味があり、色々と知識を持ちあわせていることがわかりました。
狙いは、クラウドサービス&スマートフォン用アプリ!

顧客の生の声、システムに関するどのような要望があるかを感じ取ってもらうため、実際にシステムを構築したいという企業を紹介し、クラウドサービスについてのプレゼンテーションを行ってもらいました。さらには、スマートフォンのアプリ開発の受託開発などの具体的事例を紹介し、参考にしてもらうなど、主に、メールでのやり取りやランチミーティングなどで、アドバイスを続けました。
顧客からの問い合わせも増加し、念願の新規事業が本格稼働!
まだまだ成功といえるまでには至っていませんが、クラウドサービスやスマートフォン開発の相談・商談が頻繁に届くようになり、同社の新規事業として徐々に立ち上がりつつあるようです。現在も角田さんは、クラウドに関するコンサルティングに磨きをかけるための情報収集と、スマートフォンアプリの商品開発に注力しています。
「村井さんに相談することで、幅広い業界の情報、企業が求めている生の声、当社として実現可能な事業アイデアなどなど、目からうろこの提案をたくさんいただくことができました。そのおかげで、やっと念願の下請け脱出、顧客と直接取引できる自社商品開発の道筋が見えてきました。これからもよろしく頼みます」と、角田さんからお礼の言葉をちょうだいしています。

