同人誌のオンデマンド印刷ビジネスで800万円の融資を獲得!/印刷ビジネス

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

オンデマンド印刷ビジネスの設備投資と運転資金を調達したい……

印刷ビジネスイメージ 相談者の松﨑さんとは、チャレンジゲートのセミナー後の交流会でお話ししたことがきっかけで、今回の相談を受けました。同人誌等をターゲットとしたオンデマンド印刷ビジネスを始めるにあたり、必要となる印刷機の設備資金と運転資金の調達を考えているとの事でした。
 オンデマンド印刷ビジネスの開業には、数百万円の印刷機の購入と運転資金なども合わせて約1,000万円の資金が必要。しかし松﨑さんの資本金は350万円。手持ちの資金では設備投資や運転資金をまかないきれないため、事業を円滑に進めるためには早急な創業融資獲得が必須でした。
 

公庫の創業融資を断られてからの敗者復活。川崎市から800万円を獲得。

 まずはスピーディーな調達が可能な日本政策金融公庫からの新創業融資の調達をご提案しました。事業計画書、創業計画書ともにみっちりと添削指導、融資担当者との面談に向けてシミュレーションも行いました。
 ところが、届いた結果は融資不可。戦略の立て直しを余儀なくされました。そこで矢継ぎ早に提案したのは、川崎市の制度融資への申込みです。公庫が融資不可となった後、すぐに事業計画全体を再度見直しました。公庫での融資面接で指摘された原価等の計算をはじめ、売上計画や経費の細かい部分をもう一度しっかりと検討したうえで、川崎市への融資を申し込みました。結果、銀行・信用保証協会の審査を経て、当初想定以上の希望額満額の融資が獲得することができました。あきらめず、粘り強くアドバイスしたことが融資獲得成功に結びついたと思います。
 

少部数からの名刺やチラシの印刷・出力サービスで顧客拡大

名刺イメージ 川崎市からの800万円の融資がおりて、無事に起業された松﨑さん。現在は月商1000万円の目標に向かって頑張っていらっしゃいます。今は1部~500部までの少部数を中心としたオンデマンド同人誌印刷サービスをネットを中心に展開するとともに、中小企業や地域団体向けに少部数からの名刺やチラシの印刷・出力サービスで顧客拡大を図っておられます。初年度の目標達成に向け、引き続き、財務チェックや助成金活用等のアドバイスを継続して行なっています。

 松﨑さんからは「事業計画書を作り上げる最初の段階から、何度も丁寧な説明とアドバイスをいただけました。特に、一度公庫の融資を断られて絶望していた時に、資金調達の方法や見直しのアドバイスを親身になってしていただき、非常に感謝しています。夢であった起業をしっかりスタート出来たのも、中野先生のおかげです。」という感謝の言葉をいただいています。
 

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