資金調達に成功した『事業計画書』11業種12社の見本をダウンロード

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

「事業計画書をつくらなくちゃ」と思ってもどんなふうにつくればいいかイメージがつかないという方は案外多くいます。それもそのはず、じっさいにつくられた事業計画書を目にしたことがある人はそう多くはいません。

ここでは、じっさいに資金調達に成功した事業計画書の見本や、ブラウザ上でかんたんに事業計画書をつくれるツールをご紹介します。ぜひあなたの事業の成功のために、参考にしてみてください。

事業計画書とは

事業計画書とは・必要な場面

事業計画書とは、会社経営の計画を書面にあらわしたものです。おもに日本政策金融公庫や銀行などの金融機関から融資を受けるときや、投資家、ベンチャーキャピタルから出資をうける際に使用します。

事業計画書を作成する目的は「関係者を味方にするため」である

起業までのスケジュールや資金計画を具体的に検討することで、事業をより現実的で実現可能なものにすることができます。また、ビジネスモデル、仕入先、販売先など項目を埋めるように考えることで、検討が足りなかった部分にも気づくことができます。

計画書は主観をなるべく排除し、数値やグラフを使って客観的に表現するので、会社の将来像を従業員や協力者と共有することにも一役買います。会社の関係者にはいろんな人がいます。創業者のことをよく知っていて、人間性を信じて応援してくれる人。まったくの他人(金融機関や投資家など)で、ビジネスプランを理解できて初めて協力してくれる人。

感情だけに訴えても協力が得られない関係者には、しっかり作り込まれた事業計画書を提供して、論理的に納得してもらうことが必要となるのです。

資金調達に成功した『事業計画書』11業種12社の見本とは

はじめての方がイメージを膨らませるには、やはり実際に使われた事例を見るのが一番です。ドリームゲートでは、資金調達に成功した11業種12社の事業計画書を無料で公開しています。アパレル、美容、リフォーム、内装・設備業などの起業相談の多い分野はもちろん、一風変わったビジネスプランの事例も紹介しています。

事業計画書づくりをサポートした専門家も掲載されているので、もし気に入った計画書があれば専門家に相談できるのも魅力的ですね。

一般的な様式の事業計画書だけでなく、企業によっては日本政策金融公庫の融資申込に必要となる「創業計画書」の記入例も添付されています。具体的に書き込まれていて事例としては非常に貴重です。公庫での調達を考えている方は必見です。

アパレルショップの見本例

このアパレルショップは834万円の資金調達に成功しました。

対象顧客とニーズを明確に定め、競合他社との比較、課題の明確化などを事業計画書に落とし込んでいます。

ダウンロードはこちらから
https://www.dreamgate.gr.jp/dl_contents/businessplan/

健康食品小売業の見本例

この例では事業目的・経営理念がぎっしりと書き込まれ、創業者の熱意が伝わる事業計画書になっています。添付書類の予測損益計算書も見ることができます。

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設備・内装業の見本例

日本政策金融公庫から300万円の融資を勝ち取った事業計画書です。

事業計画書のほかに、予測損益計算書、創業計画書などがみられます。

ダウンロードはこちらから
https://www.dreamgate.gr.jp/dl_contents/businessplan/

実際に事業計画書を書く

計画書を書き始めるにあたっては、起業家支援のプロ集団ドリームゲートが提供する「開業計画ナビ」を参考にするとストレスなく計画書の作成が進められるでしょう。

「開業計画ナビ」では会社設立の疑問が解決できる開業マニュアルの無料プレゼントや、ブラウザ上で操作するだけで事業計画書が完成する簡易ツールなど、無料で使える情報サイトとしては十分すぎるほどのコンテンツが提供されています。起業志望の方には必見です。

https://kaigyou.dreamgate.gr.jp/supporttool/

便利な作成ツールを使ってみる

ドリームゲートが提供する「事業計画作成サポートツール」では、ブラウザ上で質問に答えるだけであなたの業種に合わせた簡易的な事業計画書を作成することができます。作業途中で保存もでき、作成後は、CSV形式、Excel形式、PDF形式でデータをダウンロードできます。

日本政策金融公庫の創業計画書にも対応しています。融資や出資などで資金調達を実現するにはしっかりと作り込んだ計画書が必要になりますが、まずはひとつ計画書を作ってみて、とりあえず全体像を把握したいという方にはぴったりのツールです。

https://kaigyou.dreamgate.gr.jp/supporttool/

他の人の例(見本)を見てみる

「開業計画ナビ」では、実際に使われた事業計画書の内容を解説つきで公開しています。数字が苦手な方にとっては、解説なしの事業計画書を読んでも意味が分からなかったり、その数字が大きいのか小さいのかも分からなかったりするでしょう。

ここで紹介されている事業計画書には、創業者の体感値や体験談を含めたコメントが添えられています。自分の事業に置き換えて考えることができるので、親近感をもって読み進めることができます。また、それぞれの計画書には創業者のインタビュー付き。開業に至るまでのリアルなエピソードも知ることができます。

計画書の書き方にとどまることなく、創業者がどんな気持ちで事業に取り組んでいったのかがナマの声で聞けるので、先輩が起業した時の様子や、どのような気持ちで難局を乗り切ったのかなど、単純な読み物としても楽しめますよ。

https://kaigyou.dreamgate.gr.jp/category/jigyoukeikakusho_sample_kaisetsu/jigyoukeikakusho_sample/

事業計画書を構成する9つの項目

初めて事業計画書を作る方向けに、事業計画書を構成する9つの項目と、それぞれに必要な内容を簡単に解説します。

事業プラン名・ビジネステーマ(事業の目的と内容、ビジョンなど)

まずはあなたの事業の概要を書きます。事業計画書の最初の1ページとなりますので、個別具体的な内容というよりは、全体のイメージが一言で伝わるテーマを打ち出せるとよいでしょう。

また、あなたの会社が何を実現するためにあるのか、会社そのものが持つビジョンもここで紹介しておきます。当たり前ですが、会社のビジョンと事業内容が連動していることが必要です。

会社プロフィール

会社ができてから今までの略歴を紹介します。会社組織になる前に個人事業主や任意団体の時期があった場合はそれも含めて掲載するとよいでしょう。会社の自己紹介のようなイメージで作れば、特に難しい部分ではありません。

事業内容・コンセプト

最初に紹介した事業内容をより深く、詳しく説明します。どんなビジネスモデルも、取引先、販売先、収益モデル、仕入れ方法、販売方法など細かい要素の組み合わせで成り立っています。

おすすめの方法は、あなたのビジネスに関わる関係者と商品(サービス)・お金の動きがどのようになるのか図に表してみることです。こうすることで頭もすっきりしますし、見る側も視覚的に理解することができるようになります。

市場環境・市場規模

新規事業を立ち上げる際には、できれば規模が大きく成長中の市場が望ましいとされます。事業自体の成長に加え、市場が成長することで加速度的に業績が成長していくことが期待できるからです。市場の優位性を伝えるには、統計やデータを引用するのが効果的です。また、視覚的に分かるように表やグラフを積極的に活用しましょう。

競合優位性

同じ業種、同じ業態、同じ顧客のセグメントそれぞれで、競合と自社の強み・弱みを比較します。A社・B社のような形で比較表を作ってあげると分かりやすくなります。自社の強みを明確にアピールするとともに、弱みをどうカバーするのかについても考えておきましょう。

市場アクセス・マーケティング戦略

売上を立てるには、そのビジネスをまずは認知してもらわないといけません。その際に重要になってくるのがマーケティング戦略です。どのように市場に認知させ、どのような販売網を敷いていくか。その実現プロセスを納得感があるように説明することが必要となります。

需要と供給がマッチしているかどうかも重要です。マーケティング戦略を考えていくにあたって役立つのがPEST分析というものです。やや専門的な内容になるので、興味のある方は調べてみてください。

経営プラン・財務計画

中長期的な会社の方針をもとに、設備投資をするタイミングや開発・生産計画、人員・組織計画などを設計していきます。会社が継続的に成長していくためのシステム的な部分や投資計画を大まかに立てておくのです。設計が具体的であれば、事業計画書を読む人も「実現性が高そうだ」と安心することができます。

資金計画

毎月の収支予測に加え、資金繰り表も作成します。資金繰り表とは毎月の現金の動きを表したもので、倒産を防ぐためには現金がマイナスにならないように管理することが必須です。融資資料として必ずしも要求されるものではありませんが、作成しておく事をおすすめします。また資金調達案や返済計画についても織り込んだものにしましょう。

リスクと解決策

想定されるリスクをあらかじめ列挙しておきます。財務リスク、コンプライアンスに関するリスク、事故リスクなど様々なリスクが考えられると思いますが、特に注意したいのがその業界・ビジネスモデル固有のリスクです。

最近であれば飲食・観光業界の感染症リスクなどが挙げられます。リスクをなくすことはできないので、どう対応するかに重点をおいて考えましょう。

資金調達が成功する事業計画書作成のポイント

明瞭、簡潔、平易な説明

事業計画書を読むことになる融資担当者や投資家は、一日にいくつも書類に目を通していて多忙です。そのため、分かりづらい計画書はきちんと読んでもらえないことがあります。計画書全体を読み直してスッと内容が頭に入ってくるか、冷静になってもう一度チェックしてみましょう。知人や友人に読んでもらって意見を聞くのも有効です。

実行内容が明確

最初から最後までしっかり目を通しても、結局何をやるのか分からない計画書を散見します。少しシビアな言い方ですが、「やる」「行動する」と言いきれない創業者は頼りなく見えます。

融資担当者や投資家からすると、そうした会社には怖くて融資や出資はできないというのが本音でしょう。どのように会社経営をしていくのかをはっきり言いきるようにしましょう。

主観的な予測ではなく、客観的なデータ

数値を伴わない表現は、受け取り手の感覚によってまったく異なる意味を持ってしまうことがあります。事業計画書はビジネスの会話をするための書類なので、客観性が絶対です。

数字を多用し客観的なデータを根拠に話を展開できれば、事業計画書への信頼性もグッと上がります。できる限り公的な調査機関のデータなどを引用し、あいまいな表現をなくしていく努力をしましょう。

まとめ

少し専門的な話もしたので、事業計画書はむずしいと思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、経営者のほとんどが事業計画書のプロではありません。まずは計画書を作るプロに相談してみるのも良いのではないでしょうか。ドリームゲートには数多くの企業支援を経験した事業計画書のプロフェッショナルがそろっています。

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