Vol.8 あなたの仕事に対するスタンスが人材採用に結びつく

人事・労務

執筆者: ドリームゲート事務局

起業家自身の「仕 事に対するスタンス」と、重なる部分の多い人を採用することがポイントだと、お話しました。それには、まず起業家が自分自身の「仕事に対するスタンス」を 理解していなければ話になりません。「できるヒト」を採用・育成したいなら、まず自分をチェックすることから始めましょう。

 

 

質問1「あなたの仕事に対するスタンスを説明してください」

 まず、自分自身の「仕事に対するスタンス」をきちんと説明できるか、自問自答してみてください・・・。これって、実際にやってみると意外に難しい でしょ。

 「仕事に対するスタンス」というのは「仕事をする時に自分はこのように考え、行動したいという基準」です。このような「基準」をふだん意識するこ とはほとんど無いでしょう。でも、皆さんは無意識のうちにこの「基準」に従って仕事を選び、仕事をしているんです。まあ、意識してこれらを考えたことがあ るとするなら、それは就職活動をした時くらいかもしれませんが、多くの人はこの「基準」を自分なりに持ち、その上で仕事や会社を選んでいます。日常の個別 の仕事をする時にもこの「基準」に照らして、「面白そうな仕事だ」とか「気が進まないけどやるか」などと感じたり判断したりしている訳です。

 

ポジティブでなければ始まらない

 「仕事に対するスタンス」の最もベースにあることは、「仕事をする」ということを「ポジティブに捉えるか⇔ネガティブに捉えるか」ということで す。できれば仕事はせずに人生を送りたい、と考えている人が、食べていくためにしょうがないから仕事をするとしたら、この人に仕事上の大きな成果を期待す ることは無理ですよね。少なくとも「仕事をするということには給料などの経済的な価値以外にも、人生にとってプラスになる何かがあるはずだ」と考えている 人なら、あなたの会社で仕事をしていくうちに成長し、成果をあげてくれることが期待できると思いませんか。この「仕事をするということをポジティブに捉え る」スタンスができていることが何よりも大切です。

 あなた自身はいかがですか。本音では仕事をすることが嫌いだけど、早く事業を成功させて大金を手に入れて、その後は遊んで暮したいとだけ考えてい るのでしたら、たぶん事業も(事業=仕事の塊)うまくいかないと思います。

 

 質問2「そもそも、あなたは仕事をすることが好きですか、嫌いですか?」

 こう尋ねると、逆にさまざまな声が返ってきそうです。「高い収入を得るには嫌いな仕事でもOK」「仕事の中身によるのでは」「面白くできる仕事な ら好き」「どんな人と一緒に仕事をするかで変わるよ」などの疑問が湧くでしょう。そうです、いま湧いたその疑問に、あなたの「仕事に対するスタンス」を知 るヒントが隠されているんです。

 「高い収入・・・」と心に浮かんだ方は、仕事の成果として得られる経済的価値が重要だという基準を強く持っている可能性があります。「仕事の中 身・・・」というあなたは「業種」「職種」「扱う領域」などに対する関心が強い可能性がありますね。

 では「面白くできる・・・」は?仕事で扱う「モノ」「ゴト」の内容そのものの面白さを考える方と、「仕事の進め方」、つまり自由度や、自分の得意 技を生かせるかなどに関心が強い可能性もあります。「どんな人と・・・」と考えた人は、とにかく「ヒト」への関心が強いですよね。だからその仕事をする場 や組織の風土・雰囲気などが、自分に合うか否かが、とても大切なのではないでしょうか。

 もちろん、皆さんはこのような仕事に対する基準を一つだけでなく、いくつも持っています。そして、それらの基準は皆さんの心の中で、相対的に大切 さの度合いが異なっているのです。それを心の中から掘り出し、言葉にすること。ぜひ実行してください。

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