Vol.12 成功する「人脈採用」はあなたの信頼感から

人事・労務

執筆者: ドリームゲート事務局

起業時や「できた て会社」では、知人の紹介などによる「人脈採用」が、優れた人材を獲得する有力な方法です。「人脈採用」を成功させることができるレベルの、人脈を創るコ ツをお伝えしましょう。

創業期は人脈採用を活用する

 起業時に人材がいなくて困っていた時、サラリーマン時代の先輩や勉強会の仲間から、必要な人材を紹介してもらったという話を、よく耳にします。 私が行く焼き鳥屋さんは、地域のお付き合いがあった人の紹介で、アルバイトを見つけています。人材の募集をしたくても、求人広告を出したり、人材斡旋会社 に依頼したりする資金も充分じゃないのが創業期ですから、自然な流れです。創業時の人材獲得では、このように、人のつながりをたどる「人脈採用」が有効な 方法になります。
 

誰でも人脈は持っている

 多くの成功した起業家は「人脈」を上手に活かしてきました。特に、人材を獲得する場面での事例を、よく耳にします。「人脈」と言っても、立派な経 営者や有名人との太いパイプがあるというような、大それたものばかりではありません。サラリーマン時代の仲間やライバル。学生時代の友人。自分が住んでい る地域の人々。勉強会や交流会で知り合った人。この人たちとあなたの間には、何らかの「つながり」があるはずです。あなたが、今まで生きてきた中で育てて きた人との「つながり」、それが「人脈」です。
 

人脈採用成功のポイントは「信頼」

 「人脈採用」を成功させるために、絶対に外せないポイントがあります。それは、あなたが人脈の相手に「信頼されている」ことです。起業家が、これ から事業を始める会社ですから、会社としての信用度は、実績がないわけなのでほぼゼロです。ということは、先の例でいえば、サラリーマン時代の先輩は、そ の人を「信頼して」人を紹介してくれたのです。

 ここでの「信頼されている状態」とは、単に嘘をつかないとか、真面目であるというだけではありません。それらと共に、あなたの仕事に対する姿勢や 情熱だけでなく、経験や能力なども評価した結果です。ただし、多くの場合、人はこれらの要素を客観的、かつ合理的に測定して判断するわけではありません。 あなたと一定の時間をかけて付き合った記憶や体験、その期間に知った実績などを、感情的な面も含めて総合的に判断しています。
 

こころよく人の役に立てば、「信頼」が育つ

 乱暴な言い方をすれば、「人脈」における「信頼されている状態」とは、何か依頼をした時に「この人なら紹介しても大丈夫だろう」と、直感的にポジ ティブな判断をしてくれる状態です。そして、この「信頼されている状態」を、自分の人脈の中で数多く創りだしておく最も有効な方法は、「実際に誰かの役に 立った実績」を、たくさん積重ねることです。

 たとえば、あなたが中国について、ある程度は詳しい知識や豊富な情報を持っていたとしましょう。それを知っているAさんが、中国のことについて教 えて欲しいと言ってきた時に「こころよく応じて、教えてあげた場合」と「適当にあしらった場合」の差を考えてみてください。

 前者の場合には、課題解決ができたAさんは、あなたの「専門性」を評価するだけでなく、「こころよく応じてくれた」ことで感情面でも満足を得て、 あなたへの信頼感を感じます。すると、Aさんが再びあなたの援助を必要とした時や、周囲にあなたのチカラを借りたい人が出てきた時には、すぐに連絡をして くるでしょう。

 こうして、あなたの人脈が「太く」「拡大」していきます。直接仕事に結びつかないことでも、「実際に誰かの役に立つ」ことを積重 ねていけば、人とのつながりが太くなり、拡がりを持ち、多様になり、結果的にあなたの「人脈採用」を成功させてくれるのです。

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