3年で受注価格が2倍に! / Web制作の週末起業家

起業・経営課題 事例集

執筆者: ドリームゲート事務局

新規クライアントがなかなか獲得できない……

「会社員を辞めるつもりは今のところないが、Web制作やPV(プロモーションビデオ)制作で培ってきたキャリアを生かし、地元企業の広報・PR的な支援をしていきたい。今後の展開の方向性に悩んでいるので、アドバイスをしてほしい」。
香川県のある企業にシステムエンジニアとして勤務しているAさんから、このような相談を受けたのは2005年のこと。
平たくいえば、週末起業を効率的に進めていきたいということです。

 聞けば、Aさんは、すでにその活動拠点となる有限会社をすでに設立しており、個人的なつながりによる小規模事業やプロスポーツ選手のWeb制作の請負をいくつかスタートしていました。
が、新規クライアントを獲得するための接点がなかなか得られないのだそう。週末起業という時間が限られた起業形態には、付きものといえる悩みです。
 

起業家交流会に参加し、仕事にかける思いをアピール!


そこでまず、私が主催している起業家交流会にAさんを誘い、クライアントとの人間関係構築を重視した「温もりのある制作プロセス」を参加者にプレゼンしてもらいました。
クライアントの人柄や事業の特色を味わい深く表現するため、長い時間をかけてつくるAさんのサイトはとても評判が良く、質も高いのです。
また、クライアント自身が事業内容を再整理・再構築する機会としても価値を見出しているとのこと。
それらの点も強調してアピールするよう助言しました。

その後も、交流会からの口コミで広がったクライアントを「つなげる」ために、様々なWebやPV映像観賞の機会を少しずつ増やしていきました。
そんな地道な活動をAさんは今も継続しています。
この継続がAさんのファンを確実に増やし、「ゆっくり、永く愛してもらえる制作会社」の基礎づくりにつながっているようです。
 

週末起業を継続しつつ、受注価格を2倍にアップ!

実は、今もAさんの活動形態は週末起業のままです。
ただ、個人的つながりの友人価格で請け負っていた制作価格は廃止し、明確な仕事料金のメニューを設定。
それでも仕事が途絶えることなく、スタート当初とくらべると約2倍の料金で仕事を受けられるようになりました。
これも、Aさんのこだわりの仕事への信頼が着実に広まっている証拠といえるでしょう。

昨今Aさんは、既存クライアントのWebメンテナンスを続けながら、動画ベースのコンテンツを充実させるための新たな提案活動に注力しています。
ひとりの会社員の小さな思いから始まった週末起業でしたが、「念じ続ければかならず天に通じる」んです。
この気持ちを大切にしながら、これからもAさんの活動を応援していきたいと思っています。

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