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相場の3分の2の予算で繁盛店を出店! / ちゃんこ料理店

起業・経営課題 事例集

執筆者: ドリームゲート事務局

大阪のど真ん中で勝負したいが、一抹の不安が……

大阪府・守口市で焼き鳥店を経営していた、元・十両の琴嵐関こと栗佳史さん。そんな栗さんから、「新規事業として、心斎橋にちゃんこ料理店を出店したい」という相談を受けました。当初の開業予算をお聞きすると、500万円。心斎橋でいくつも物件を見たそうですが、予算的に合致する物件はかなり古いものばかり。内装工事も安く済ませたいが、雰囲気と、ある程度の高級感がないと流行らないのではないかと、不安を感じられていました。

まず、漠然としていたコンセプトを事業計画書のカタチにブラッシュアップ。無駄な出費を極限まで省きました。それでも、有数の繁華街である心斎橋で、予算に合う物件は古く、ほとんどが木造の物件です。少ないとはいえ複数の物件を同行して調査し、絞りに絞った、ひとつの物件に対して目にみえるカタチでプレゼンしました。また、ここで儲かる店をつくるには500万円では無理と判断。そこで一緒になって資金獲得のお手伝いをし、500万円の融資獲得に成功。これで使える予算は1000万円となりました。
 

資金獲得、店舗デザイン、広告・宣伝まで、すべてをお手伝い

既存の建物の古さを生かしたイメージでデザイン処理をすれば、かなり安上がりになると考え、物件の契約前にイメージパースと平面計画(レイアウト)を提案したところ気に入ってもらえました。紹介を受けた工事業者にも無理を言い、中古の厨房機器なども併用して、かなり安い施工費に。店舗を構成する要素すべてにこだわるのではなく、1点豪華主義的な考えです。最終的に、立地調査、物件選定、出店企画からコンセプトづくり、店舗デザイン、グラフィックツールの制作、広告・宣伝まで、すべてをお手伝いしました。

今回のケースで最大のポイントとなったのは、古い雰囲気を生かしたこと。天井の木材はなんと大正時代ものです。床と壁は新設しましたが、天井はそのままクリア塗装するにとどめ、レトロな雰囲気を残したモダン和風のテイストに。営業戦略に関しては、近隣の飲食店調査を何度も行い、ブラッシュアップの繰り返し。そのうえで同業のちゃんこ料理店とはまったく違ったイメージ、接客スタイルでコンセプトをつくり上げました。
 

相場の3分の2の予算で、繁盛店づくりに成功!

 通常であれば1500万円はかかっていただろう出店コストを、1000万円に抑えることができ、きっちり3カ月分のランニングコストを残して、「どすこいDINING琴嵐」がオープン。統一されたイメージ、ちゃんこ料理店らしさにモダンなエッセンスの空間が評判を呼び、商談にもデートにも使えるお店になりました。オープン半年後には連日予約で満員の繁盛店に。そこで2階を改装して客席を拡張。それでも週末は予約がなかなか取れない状況のようです。現在、栗さんは同店の2店舗目出店を検討しています。

「ひとりで物件を探していたら、高いものに決めていたかもしれない。古い物件でもデザインの持っていき方によっては素晴らしい店になる。予算を考えた設計、事業計画段階から何度も演出などのアイデアをいただき、イメージがふくらんだ。工務店に対する指導もわからないことが多かったので安心して任せられた。寺田さん、これからも応援よろしくお願いします」。もちろん、栗さんの商売繁盛をこれからも支援すべく、いろんなアイデアを提案していきたいと思っています。
 

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