事業を再構築し、1年後に年商2倍! / 中古建機の輸出事業

起業・経営課題 事例集

執筆者: ドリームゲート事務局

このままでは価格競争に巻き込まれてしまう……

アジア某国で輸出入ビジネスを行っていたAさん。その事業が軌道に乗り、「次は日本で新規事業を始めたい」と来日したそうです。様々なリサーチを続ける中で、中東・アジア諸国に向けた、日本の中古建設重機および車両の輸出ビジネスに光明を見いだします。しかし、マーケットに参入してみると、競合がすでに数多く存在しており、単に国内で調達した中古商材を輸出するだけでは差別化できないことがわかってきました。

そんなAさんから「そうはいっても、やりようによっては勝機があると思う。ただし、多くの競合が参戦している単なる中古建設重機および車両の輸出ビジネスでは、薄利多売となって利益がなかなか出ない。なにかしらの付加価値をつけるアイデアがほしい」といった相談を受けました。
 

壊れているが修理すれば売れそうなモノを輸出する!

私自身もマーケットを調べてみましたが、確かに競合ライバル社が多いために、どうしても、価格競争になってしまいそうでした。やはり、他社のビジネススキームとの差別化が最大の課題。
事業自体の再検討、再構築が必要と考えました。
そこで私が提案したアイデアは、「壊れているが修理すれば売れそうなモノを購入して輸出すること」です。日本で修理・整備した商材を輸出するとコスト高になるので、修理、メンテナンスはすべて現地で行うことにしました。

 幸いにも、Aさんは販売地となる国々に多くの友人を持っており、すぐに腕の良い技術者を集めることができました。
また、現地にそんなサポート事務所を置くことが買い手の安心にもつながり、受注が一気に拡大。結果として、買い手は安く手に入り、売り手は仕入コストを下げられるというふたつのメリットで、価格競争からの脱却に成功したのです。
 

相談された翌年の年商は、前年2倍の6000万円に!

当然ですがAさんは中東・アジア諸国の状況に詳しい人なので、現地でのサポート体制の調整に時間はかかりませんでした。こちらが提案したアイデアを、すぐに実行したことが一番の成功要因でしょう。結果、相談された年の年商3000万円は、1年後に2倍の6000万円になりました。Aさんは今、この輸出ビジネスを専任のスタッフに任せ、さらなる新規事業に着手するために現地でリサーチを続けています。

「貿易というと、商品を右から左へ流す単純貿易しか思いつきませんでしたが、考え方次第で付加価値をつけられることがわかりました。今、母国にて新規事業の模索を続けていますが、きっとまた陳さんのお力をお借りすることがあると思います。
ぜひ、今回のような素晴らしいアイデアを提案いただけると嬉しいです」と、感謝の言葉をもらっています。もちろん、これからも全力でAさんの事業を応援していきます。
 

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