Vol.6 限定販売・個数限定・送料無料で顧客の心をキャッチ

グルメ通販で成功
弱いんですよね、 この言葉。「限定販売」こう書かれると、つい買いたくなっちゃう、恐るべき誘惑キーワードです。顧客心理に訴える、訴求力の強い「キーワード」について、 考えてみましょう。

「早く買わなきゃなくなるよ!」

 「限定」には「早く買わな きゃなくなってしまう」という、半ば脅迫にも近い「焦り」を生み出す意味合いがあります。
 誰だって、他の人が持っていないものが欲しいし、他の 人が体験できない味を味わってみたい、と思うのが人情。これは、人間のもつ本質的な「欲」の部分です。

 ブランドバッグの季節商品 にもこの手の販売方法はとても多いです。「2006年夏モデル・通しナンバー入り限定販売」なんてのは、毎年毎シーズン現れる商 品です。そして、そんな高価なものなのにも関わらず、他人の持っていない「限定品」だけを集めているコレクターの存在もあります。
 いかに「限定 品」という言葉に人が弱いか、を証明するような現象ですね。


「旬」「新 鮮感」をいっそう強く感じさせる

 グルメジャンルで考えてみましょう。
 例えば「天然うなぎの蒲焼・限定20本」なんていうのが あるとします。天然のうなぎですから、そうそう大量に獲れるわけでもなく、やはり数量的には限りがあります。しかも、店主自らがそれを獲って来ていればな おのこと。
 20本だけ獲れた大切な天然うなぎを、丁寧にさばいて蒲焼にし、お取り寄せ通販で販売する。タレも代々秘伝で作り継いだこの店独自の タレ、多少高くても手をかけた分、了承してもらいたい、というスタイルでの販売。
 これは、なかなか口に入るチャンスも少ないだけに、食通にはた まらない魅力のある商品であると言えます。実際に、そのような商品を販売している離島の店舗さんがおられますが、この天然うなぎはあっという間に完売す る、毎年恒例の人気商品だったりします。

 「来年もまた絶対食べたいです!」と、高い送料を払ってもお客様は喜んでリピーターになります。
  そんな声が人を呼び、また翌年のその時期には、皆が一斉に構えて購入に挑む。実に理想的な口コミ効果ですよね。
 このスタイルで人気のある商品と いうのは、ネットのお取り寄せ業界では実はとても多かったりするのです。
 旬を先取りするスピード感が、ネット通販のスピード感とマッチした典型 的な例でしょう。


「お一人様○○個限りの限定販売」では?

  この販売方式は、ネット通販に限らず、スーパーなどでも多く行われている販売方法ですね。
 スーパーなどでは、こっそり何度もレジに並んで購入し たりするオバサンなんかもいたりして、困った販売方法なのですが、ネット通販の場合は基本的に受注処理をすれば、このトラブルは避けられます。
  実際に効果のほどは、というと、やはりこれも効果的であると言えると思います。
 商品そのものの単価が極端に高い場合や通常価格の場合では難しい こともありますが、多少割引でお得感がありつつ、販売数を「限定」されてしまうと、顧客心理としては「めいっぱい安く買って得をしたい」という気持ちが働 くのです。
 だから、通常販売だと1個しか買わないものを、つい2個・3個とまとめ買いしてしまう。
 
 加えて「○○個以上で送 料無料!」などと書かれてしまうと、またその数まで買ってしまう傾向がありますね。皆さん、送料を払うのがとても嫌いなんですよ。(苦笑)
 つま り「限定販売」「お一人様○○個限り」「○○個以上で送料無料」というのが揃った商品は、まさに「三種の神器」を備え た商品である、とも言えるのです。
 利益計算を十分にした上で、たまにお祭りのようにこういう販売方法をとるのも、新規顧客獲得には非常に有効で すね。